Javaパフォーマンスチューニング 第2版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 573p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873111568
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

本書は、Javaによるミッションクリティカルなアプリケーション開発において求められる「速度」、つまり実行効率の良いプログラム開発のための示唆に富む専門書である。あらゆる種類のJavaプログラムをチューニングし、JavaコードやJavaで構築されたシステムを早く動作させる方法について詳述。Javaのパフォーマンスチューニング全般に関する役立つ情報と実例(サンプルコード)が盛り込まれている。パフォーマンスチューニング計画の考え方やコンパイラ選定、性能の測定、改善の実際など、さまざまな角度からパフォーマンスチューニングを考察し、あわせて開発フェーズの各段階ごとに実践できる具体策を提示する。

目次

プロファイリングツール
JDKに対する基本的な改善
オブジェクト生成
文字列
例外、アサーション、キャスト、変数
ループ、再帰
I/O、ログ、コンソール出力
ソート
スレッド
適切なデータ構造とアルゴリズム
分散コンピューティング
いつ最適化を行うか基本となるOSとネットワークの改善
J2EEパフォーマンスチューニング
JDBCのチューニング
サーブレットとJSPのチューニング
EJBのチューニング
その他のリソース

著者等紹介

シラジ,ジャック[シラジ,ジャック][Shirazi,Jack]
早い時期からJavaに取り組み、ここ数年はJavaのパフォーマンスチューニングを中心に、主に金融分野のコンサルタントとして活躍している。Java使いとなる以前は、Smalltalkアプリケーションのチューニングに多年を費やした。理論物理学とバイオインフォマティクスの研究者の肩書きも持ち、タンパク質の構造に関する論文を公開している

今野睦[コンノアツシ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程後期単位取得退学、学術博士。株式会社タスカCTO、サイバービーンズ株式会社取締役。現在、クロスボーダー開発について研究する傍ら、EDOCなどのコンポーネントモデリングやアジャイルなどの開発プロセスのコンサルティングに従事

杉野博史[スギノヒロシ]
東北大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。現在Javaを中心としたオープンシステム系のアーキテクトとして幅広く活動中。特に、J2EEベースの開発が多いこともあり、Strutsライクなフレームワークを構築し、各プロジェクトへの展開をはかっている。’93、’94、’96年度にMISCO「オブジェクト指向研究会」に参加。’98年度はMISCO「JavaとCORBAの融合性研究会」のリーダーを務めた

福与直也[フクヨナオヤ]
明治学院大学経済学部経済学科修了。現在オープンシステム系のコンサルティングを中心とした業務に携わっている。企業の特色上、グローバルな開発チームにおいて、ITにかかわる幅広い知識を習得中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。