内容説明
高い信頼性と拡張性で根強い人気を誇るＳｕｎのＵｎｉｘ系ＯＳ、Ｓｏｌａｒｉｓ。本書ではＳｏｌａｒｉｓで一からデバイスドライバを書く方法を示します。インストールから検証、デバッグに至るまでの一連の手順を詳しく解説していますので、ドライバ開発の経験がなくても、ていねいな説明に従って実際に動かしてみることができるでしょう。著者の豊富な経験から得られた開発の際のコツや陥りやすい落とし穴など、誰も教えてくれなかったノウハウも惜しみなく詰め込まれた貴重な一冊です。
目次
序章 Ｓｏｌａｒｉｓドライバ開発への誘い
１章 仮想デバイスドライバの作成
２章 メモリマップドライバの作成
３章 ＩＣ Ｐｌｕｓ社製ＴＣ９０２０の概要
４章 ＴＣ９０２０を動かす
５章 ＴＣ９０２０にＴＣＰ／ＩＰを載せる
６章 デバッグ
付録（ドライバプログラミング適性クイズ；ｍｙｎｕｌｌ ほか）
著者等紹介
佐島隆博［サジマタカヒロ］
１９６８年、ニューヨーク生まれ。中学生の時に、コンピュータの世界に身を投じることを決意する。以来理数系に走り、コロンビア大学でコンピュータサイエンスを専攻した時点からソフトウェア一辺倒になる。社会人になり、開発から遠ざかってしまうが、１９９６年、Ｓｕｎ Ｍｉｃｒｏｓｙｓｔｅｍｓに入社してからプログラマとして復活する。Ｖｅｒｉｌｏｇ ＨＤＬを使ったハードウェア開発の隅っこに関わりながらデバイスドライバを作成し、ハードウェア設計者と協調的対話をしている
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