802.11セキュリティ

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  • サイズ B5判/ページ数 229p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873111285
  • NDC分類 547.5
  • Cコード C3055

内容説明

無線LAN(IEEE 802.11b)は多くの場面で利用されていますが、セキュリティ面で多くの課題を抱えています。本書では無線LANおよびセキュリティの基礎について解説した上で、FreeBSD、Linux、OpenBSD、Mac OS X、Windowsクライアントでの無線LANについて紹介します。さらに、インターネット、有線LAN、無線LANを統合するセキュアゲートウェイの構築や、ゲートウェイにアクセスポイント機能を持たせるHostAPドライバの使用についてもLinux、FreeBSD、OpenBSDを例に詳しく説明するほか、キャプティブポータル、IPsec、IEEE 802.1xについても解説しています。無線LANの仕組み、およびセキュリティを高める運用形態に関して一貫した知識を得ることができるでしょう。

目次

1部 802.11セキュリティの基礎(無線ネットワークについての基礎知識;無線ネットワークに伴う危険)
2部 クライアントのセキュリティ(クライアントのセキュリティ;FreeBSDクライアントのセキュリティ ほか)
3部 APのセキュリティ(APのセットアップ)
4部 ゲートウェイのセキュリティ(ゲートウェイのセキュリティ;Linuxゲートウェイの構築 ほか)

著者等紹介

ポッター,ブルース[ポッター,ブルース][Potter,Bruce]
VeriSignマス・マーケット部所属のネットワーク&セキュリティオペレーション担当マネージャ。コンピュータサイエンスについての教育は、アラスカ大学(フェアバンクス)で受けている。VeriSignに勤務する以前は、InternetAlaska、Cigitalで上級研究員を務めた。ワシントンD.C.を本拠とする非営利団体であるCapitol Area Wireless Network(CAWNet)の創設者、会長でもある。1999年には、Shmoo Groupという団体も創設した。無線ネットワークのセキュリティ以外には、大規模ネットワークのアーキテクチャなどに関心を寄せる他、オープンソースソフトウェア、セキュアソフトウェアエンジニアリングの振興にも注力している

フレック,ボブ[フレック,ボブ][Fleck,Bob]
Secure Softwareの方法論開発担当ディレクター。無線ネットワークのセキュリティに関連する彼の意見は、これまでにCNN、ウォールストリートジャーナルなどの有名メディアで取りあげられている他、2002年はじめのIIS WiFi Forumでも発表されている。ネットワークセキュリティ以外には、アプリケーションのセキュリティにも関心を持ち、セキュリティに優れたアプリケーションを設計、開発する方法の研究に取り組んでいる。また、アプリケーションのセキュリティに関してのコンサルタント業務も行っている。コンピュータサイエンスは、ケースウェスタンリザーブ大学(オハイオ州クリーブランド)で学んだ。CAWNet、Shmoo Groupのメンバーでもある

根津研介[ネズケンスケ]
1963年生まれ。(株)ファムメディア事業部テクニカルマネジャー。日立製スーパーコンピュータのOS開発、国際フレームリレー網によるエクストラネットワークの構築・運用管理、日立製Unixコンピュータ向けのフリーソフトウェア移植・配布、および配布用サーバーの管理を経て、1999年より現職。Linuxでの公開サーバーの構築・運用管理、および管理者の心構えを主題とするセミナーを開催している他、VPN/PKI/IPSecなどの暗号化通信、Samba/WebDAVによる情報共有、安全な無線LAN技術の活用による企業活動の活性化など、主にSOHO/中小企業に優しい安全でコストパフォーマンスに優れたIT技術の応用について研究、啓蒙活動を行ってきている。特に、無線LANの安全な運用について非常に強い関心を持つ。情報処理学会会員、情報処理技術者試験テクニカルエンジニア(ネットワーク)

夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。翻訳家、フリーライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。