感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
24
これは『ヤバい経済学』の日本版とも言える内容です。私なりにまとめると「グローバルスタンダードの実態はアメリカンスタンダードだった。時代とともに変化するフツーがゆがんだ世界のなかで、時代に流されず、感情を乱されリスクを背負い込むことなくフツーに暮らしていけるのは、フツーをきわめた視野の広い、ものごとの本質を冷静に見極められる人だけなのです。」という感じでしょうか。読者によっては、当たり前と感じる事例も多いかもしれませんが、私にとっては「そういう見方もあるのか」と思える話題も少なくありませんでした。2015/08/01
森
10
一回読んだ、再読。下手なハウツー本より説得力がある。普通に生きると言うことがいかに大事で大切か、データを提示し説明しておりグーの根もでません。恐れ入りました。特に豊かさと幸せ感、経済的なユトリを精神的なユトリに変換させること、人生はその繰り返し、精神的なゆとりを得ていれば経済的なゆとりがなくても苦にならない。人生の充実感をどうえるか2014/04/06
大門寺豪徳
8
フツーというかなりの曖昧な基準をデータ等を使い表しているが、果たしてそれが本当に普通なのかは微妙なところだ。本書の普通はかなりハードルが高い気もするし、今のご時世に合致しているのかな？とも思う。ただ自分みたく一発当ててやろうとか、何かを始めようとたくらんでいる人には、いかに普通が大切かを学ぶ、知るのに適している一冊だとも感じた。読んで良かったと思う。フワッとした気持ちを一旦落ち着かせてもらった感じがする。2019/02/16
ごる
6
フツーをこなせないと、特別にはなれません。そのフツーっていうものの、細かい数値が分かったのは良かったし、へぇーってなる数値も多かった。著者の言うフツーがゆがんでる人だったのだろう、僕は。個性尊重！って名の下に、あまりに自分勝手で自己中心な物差しでモノを捉えてしまいがちな風潮を感じる我らが生徒に読ませたい。でも、それ、どうなのって意見もあったけどねぇ…ま、行動につながりゃ、いいか(￣▽￣)2011/12/11
SAGA
4
平均的一般人をしる指標にはいいかもしれない。普通が一番難しい。2011/11/14
