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まんがで読破
罪と罰

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784872578355
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



ドストエフスキー[ドストエフスキー]
著・文・その他

内容説明

頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の呵責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は…?「現代の預言書」とも呼ばれるロシア文学の最高峰を漫画化。

著者等紹介

ドストエフスキー[ドストエフスキー]
1821~1881。モスクワ出身。処女作『貧しき日々』で文壇の寵児となるが、空想社会主義サークルとの関与で逮捕され、シベリアに投獄される。出獄後は持病の癲癇に苦しみながら締め切りに追われる作家生活を送った。ロシア文学の最高峰、国民的作家である。その他の作品に『カラマーゾフの兄弟』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

288
デスノートみたいだなと思ったけど、人を殺して罪に苛まれるのもまた人だなと思った。しかし人2人殺して懲役5年で済むとかは昔も今も軽すぎるように思った。それで赦される気分になる訳でもなくずっと思い悩むことになるなぁ。と色々考えさせられる。2019/02/23

鱒子

64
kindle 原作と違うところはいくつかあります。気にならないとは言えないです。しかし簡潔で良くまとまっている漫画だなぁというのが、一番の感想です。アクの強い絵も好き。以下にわたしが気になる相違点を挙げてみました。若干の揚げ足取りも有ると思いますので、その点はご容赦ください。2020/01/04

aqua_33

48
天才は正義のためなら殺人も強盗もOK、という論文を書いたラスコリニコフ。貧困に喘ぎ苦しんでいた彼は金貸しの老婆とその妹を殺害してしまう。正義のために殺したと自分の中で持論を振りかざしてもいつ捕まるのではという不安感からは逃れられず。タイトル通り「罪と罰」なんだけど、考えの甘いにーちゃんが自分の我儘で人殺して勝手に怯えてという感じ?外国文学をさらっと漫画で読めるこのシリーズはありがたいんだけど絵がね…。誰が誰だかよく分からない(笑)《2017年198冊目》2017/09/30

小木ハム

40
まんがで読破シリーズ4冊目。人は誰しも十字架を背負っていると言いますが時にそれは何百倍にも膨れ上がり胸を押し潰す。正義の戦いに参加したはずの兵士達がなぜPTSDを発症するのか。罪にも貴賤などない。原作は学生の頃に読んだけど十分に汲み取れたとは言えないので漫画でサクッとおさらいできるのは良かった。あの分厚い上中下巻を190頁に収めたのはさすが。展開がスピーディで一気に読み進められる。作画については最初顔なげぇ!と思ったけどすぐ慣れた。人物の表情がとても良いです。2018/03/04

33 kouch

33
カラマーゾフのときと同様、長編、登場人物が覚えにくそうということでいつもの漫画ワクチン。カラマーゾフがこの世のあらゆる葛藤、テーマ全部入り小説なのに対して、確かに「罪と罰」に特化していると感じた。作者の微妙に気持ち悪い人物のタッチが感情を上手く表している。安心して本番を読めそうです。それにしてもドストエフスキーは3000ルーブルが好きだな。今の日本円の300万位らしい。2023/12/22

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