マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872574203
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報



竹熊健太郎[タケクマケンタロウ]
著・文・その他

内容説明

マンガのタブーを教えましょう!竹熊健太郎が捨て身で語る爆笑エッセイ。

目次

はじめに マンガ・景気のいいハナシ
1 マンガ業界のハナシ(マンガ原稿料の秘密;描き下しマンガの可能性 ほか)
2 マンガ本のハナシ(作家のすべては処女作にあり!『魔少年ビーティー』荒木飛呂彦;どんどん増える星の数、末は社長か会長か?『島耕作』シリーズ 弘兼憲史 ほか)
3 マンガ作家のハナシ(宮崎駿という奇跡;赤塚不二夫を語る ほか)
4 サルまんのハナシ(『サルまん』はこうして生まれた;特別付録 幻の第一回サルまん・ボツネーム(作・竹熊健太郎/画・相原コージ))

著者等紹介

竹熊健太郎[タケクマケンタロウ]
1960年生まれ。マンガ雑誌等で原作者、ライター、編集者として活躍。小学館「ビッグコミック・スピリッツ」に相原コージと組んで連載した『サルでも描けるまんが教室』が大ヒット。著書多数。多摩美術大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

向う岸

4
漫画の原稿料がなぜ安いのかについてのルポルタージュかと思ったら、そのことは文量のごく一部で、他は色々な媒体に書いたコラムを集めたものだった。期待した内容とは違ったので、やや肩透かしを食らった感はある。「島耕作」=「のらくろ」ほぼ同一人物説は面白かった。2012/07/10

ウチ●

1
中上健次氏の遺作が何とマンガの原作だったとは意外や意外。しかもマンガとしてはとても成功したとは言えず、次回作として幻のマンガ原作構想もあったとは・・・。マンガ界の裏も知り尽くした著者の興味深い話が盛りだくさん。2012/07/18

ツェフ

1
本書の中では、宮崎駿の物語構築の方法について、宮崎本人への取材から創作の秘密に迫る内容となっており興味深い。特に作品の物語としては滅茶苦茶な「千と、、、」を取り上げ、どのような方法で宮崎が映画の世界観を観客に伝えたのかを具体的に述べていて納得させられた。要約すれば、時間の限られた映画の中では観客に物語の説明をして認識させることは不可能であるが、観客が明快に場面転換を認識できるのは上下の移動であり、これを強調することで物語の転換を認識させるというものである。あとはいかに水平を意識させるか、なのだが、、、。2011/11/09

jojoemon

1
最後の「サルまん」没原稿が一番面白かった。2009/09/05

おおかみ

0
漫画史だった。興味ない割には意外と面白く読めた。おそ松さん原作の同時代の作品とか。トキワ荘が不動産トラブルに巻き込まれて更地になったのは切ない。2016/03/23

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