出版社内容情報
香山リカ［カヤマリカ］
著・文・その他
内容説明
なぜ私は彼に出会ったのだろう。３２歳せつなは、薬学研究者をめざす女性。恋人もなく、研究にも展望は見えない。そんな彼女が、ある日突然出会った男、空耶。彼はホストだった。香山リカ、初めての書き下ろし長編小説。
著者等紹介
香山リカ［カヤマリカ］
１９６０年７月１日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。精神科医。神戸芸術工科大学視覚情報デザイン学科助教授。学生時代より雑誌等に寄稿。その後も臨床経験を生かして、新聞、雑誌で社会批評、文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ
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感想・レビュー
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あいにｬす★*゜
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自分と重ねて読んでしまいました。もしかしたら、自分が体験した、小説の内容と酷似したことも…って思ってしました。最後の終わりが、香山さんもあとがきでおっしゃっていたように、ちょっと「うーん」ってなりましたが。2009/08/17
朱音
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精神科医の香山氏のエッセイは読んだことがあるのだけれど、小説は初めて。なかなか読ませる文章で、ストーリーも良かったと思う。謎は謎のまま、さらっと流しておくところがいいかな。現在的な、「異常な」登場人物なところが妙にリアリティを感じるというか…うまい。気になる本でした。2003/10/24
