内容説明
「仁義なき戦い」終結宣言!戦後ヤクザ抗争事件史上最大の「広島抗争」はいかにしてダイナミズム溢れるドラマとなったのか?稀代の映画脚本家・笠原和夫の綿密かつ激烈な取材・調査録。
目次
第1章 呉・広島抗争
第2章 呉抗争「仁義なき戦い」
第3章 広島抗争1「仁義なき戦い 広島死闘篇」
第4章 広島抗争2「仁義なき戦い 代理戦争」
第5章 広島抗争3「仁義なき戦い 頂上作戦」
第6章 大西政寛「仁義なき戦い」外伝
著者等紹介
笠原和夫[カサハラカズオ]
昭和2年5月8日、東京生まれ。戦中に新潟県長岡中学を卒業。昭和29年、東映株式会社宣伝部に常勤嘱託として採用。昭和31年には東映社内のシナリオコンクールで一等に入選。その後、クレジットタイトルの出ない作品を何本か執筆し、昭和33年、「ひばりの花形探偵合戦」で脚本家として正式デビュー。昭和43年、日本やくざ映画のなかでも屈指の作と呼ばれる「博奕打ち 総長賭博」を発表。また翌年には、異色作「日本暗殺秘録」を執筆。この作品で京都市民映画祭脚本賞を受賞。昭和47年、「仁義なき戦い」を執筆。その後、「仁義なき戦い」四部作と呼ばれる続編を立て続けに発表。昭和55年に、「二百三高地」、昭和57年には「大日本帝国」を執筆。正面切って日本の戦争を描き、昭和59年には「昭和の天皇」(未映画化)、平成1年には二・二六事件を題材にした「226」を発表。平成14年12月12日、「真珠湾」(未映画化)を遺作として、この世を去った
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まさやん80
Gen Kato
しまうま
tkm66