内容説明

序章 “思想”としてのパソコン;1章 われわれが思考するごとく;2章 コンピュータと知能;3章 ヒトとコンピュータの共生;4章 ヒトの知能を補強増大させるための概念フレームワーク;5章 インタラクティブ・システムとバーチャリティ設計;6章 協調活動の設計における言語/行為パースペクティブ;7章 サイバースペースの陥穽

目次

97.5.20

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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序論を読んだが,本書の出版が1990年代後半という事情があり著者のアメリカ観が少し古いように感じる。90年代のインターネット普及期(本書が書かれていた時期)には情報化社会に関して序論で語られているような危惧も存在したのか.と、インターネットが日常と化している今からみると興味深いものはあるのだが。序論以下は技術の各転換期において存在した,コンピュータに関する代表的な議論群の翻訳から成る。2017/12/04

Lian

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これを読んでPCやWebにもっと親しみを持てるようになった2009/05/16

tsuyu1222

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1997年に出版された本。ヴァネヴァー・ブッシュやアラン・チューリングらの論文を参照しながら情報化社会の思想を考察しており、タイトルの「パソコン」を「スマホ」に置き換えれば現代でも遜色のない内容になると思う。例えば、PCの思想はフロンティア精神(=米国の思想)と指摘しているが、これは現代のGAFAMを言い当ててると思う。そもそもコンピュータは「人間の機能を拡張」するのが目的だった。現代の身の回りにあるIT機器やAI技術はそれを満たしてくれているだろうか?2022/09/20

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