内容説明
AT&T分割以降のアメリカにおける電気通信政策の諸問題を幅広く扱い、日本の電気通信産業の望ましい姿を考える上で、示唆に富んだ叙述が随所にみられる。
目次
第1章 序説(分計と清算;州の料金設定;技術変化の役割;競争;競争と市内料金設定)
第2章 経済効率、競争、カルテル
第3章 電気通信市場の分析の枠組
第4章 電話サービスの最適価格形成
第5章 市内従量料金制
第6章 定額料金区域の拡大
第7章 市内通話料金システムの代替案
第8章 経済規制の理論と米国電気通信産業
第9章 電気通信規制の諸問題
第10章 市外通話市場の規制緩和
第11章 市内サービスの規制と規制緩和
第12章 再びカルテルが形成されれるか