海外ブックス<br> 純粋人工知能批判―コンピュータは思考を獲得できるか

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純粋人工知能批判―コンピュータは思考を獲得できるか

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  • サイズ B6判/ページ数 325,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784871483667
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C1070

内容説明

『純粋人工知能批判』は、深い知識に基づいて冷静な目で現実を見つめなおす書である。本書は、コンピュータが社会全般に浸透することに伴う基本的な問題を指摘する。本書によってわれわれは、コンピュータという新しいテクノロジーに対する当然の不安の本質をはっきり認識し、問題の全体像を把握したうえで、コンピュータが果たすべき役割を知ることができるのである。

目次

プロローグ 「心には心なりの、理性の預かり知らぬ論理がある」
第1章 ビギナーからエキスパートまでの5段階
第2章 論理マシンとその限界
第3章 人工知能の高い理想と厳しい現実
第4章 エキスパート・システム対エキスパートの直観
第5章 コンピュータと学校教育:道具として、テユーターとして、生徒としての役割
第6章 経営技能と経営科学
結論 考えるモノとしての人間
エピローグ 理性を持つ動物の陳腐化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoto0804

1
久しぶりにとても興味深い本を読んだ気がする。 IT技術の発展による進歩は凄まじいが、それはあくまで人間の分析、状況整理、単純作業のためのツールに過ぎない。全体感を認識し、判断をくだす推論マシンとしては使えない。 これは技術の発展によって解決されるものではなく、機会と人間のそもそもの事象の認識方法、思考方法の違いに起因する、越えられない壁である、としている。 初版から30年近く経ってはいるが、この主張は未だに強い説得力を持っている、と感じた。2014/10/10

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