感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
117
良からぬ企みをもって街にやってきたやぎのムッシュ・ムニエル。職業は魔術師。ホテルの部屋に到着するとさっそく秘密の呪文を唱えた。「ほむんくるす・ほむんくるす……うまはきゅうりのさらだをたべない……」。不思議なさかなが現れて、不幸な少年のもとへ飛んでいく……。伝説的な漫画誌『ガロ』でナンセンスマンガを描いていた佐々木マキ氏(男性)は70年代から絵本の分野に進んだ。1978年に発表したこの絵本は、もともとマンガのキャラクターだったとのこと。カラフルで大人の雰囲気があるシリーズ第一作。2016/04/17
♪みどりpiyopiyo♪
68
佐々木マキさんのご本は、不思議な題に惹かれて 読んでみたくなります。ムッシュ・ムニエルって だれ?だれ? どんな人~? ■やぎのムッシュ・ムニエルは魔術士。弟子を探しに町へやってきました。■ムニエルの呪文で不思議なことが起こります。ムニエルの狙いに「えーーー!?」ってびっくりしたけど、なるほどなるほど。最後はにっこり♡ のどかでレトロな絵もいい感じ。■それじゃ、また あおう。グッドバイ!(2000年)2017/03/27
夜勤中の寺
62
『ダ・ヴィンチ』で今をときめく星野源ちゃんが取り上げていたので、源ちゃんファンの私の読友さん達も読んでおられた。中には私が好意を寄せる女性読友さんも読んでおられたので私は星野源に嫉妬していた。「チキショー、いつか俺もムッシュムラムラ(©ダチョウ倶楽部)読んでけなしてやる!」と暗い情熱を湛えていたが、本日念願叶って拝読。これは名作である。けなそうとして悪かった。弟子を探しにやって来た手品師ムッシュ・ムニエル。ある失敗をして弟子を諦める。ここにいかにも寓意が感じられてあれこれ考えさせられる。再読に値する絵本。2017/09/23
かおりんご
38
絵本。ムッシュ・ムニエル初登場の巻。この話も、好きだったな。子どもたちの反応が楽しみです。2015/09/13
リコリス
34
力の抜けるかわいいイラストとストーリーがいいなぁ〜(笑)ベッドに座って考え込んでるムッシュムニエルに吹き出してしまった(笑)それじゃまたあおう。グッドバイ!という終わりかたもゆるくていい。2017/04/09