感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
324
佐々木マキ作。走るのがとても遅いため、まだ一度もぶたをつかまえたことがないおおかみ。きつねはかせにもらったぶたのたねをもらって育てたが…というお話。このあっけらかんとした荒唐無稽さがいい。絵は遠近感や立体感のない、なんだかのっぺりとしたもの。しかし、またこの独特のタッチが子どもたちに親近感を与えもするのだろう。読み聞かせでは大騒ぎになりそうな気がする。2024/03/26
ソルティ
176
コロナ対策で図書館利用規制のため母チョイス。内容忘れてたので再読。ブタが木に成るって(笑)。なんでまたよりによってゾウのマラソン大会が(笑)。おおかみも気の毒だけどもっと強くなってください!2020/04/25
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
125
足が遅いため獲物を捕まえる事ができず、野菜と木の実した食べたことがないおおかみ。「速く走れるようにしてほしい」とキツネ博士に頼んだところ、もらったのは博士が発明した『ぶたのたね』。土に植え、大きくなる薬をかけると木からぶたが成るという驚異の発明です。足を速くするより遥かに凄い気がします。夢にまでみた人生初の『豚の丸焼き』をいただくため、さっそく言われた通りに種をまき、じーっと辛抱していると……。佐々木マキさんのユーモラスなタッチが物語にぴったり。1989年10月初版。2016/04/02
ソルティ
96
ちょっと忘れちゃいましたけど、保育園とかで子供と一緒に読んだと思います。ぶたが木になってるんです。おおかみがそのぶたを食べたいんですけど⋯、どうするんだっけ、おもしろかったんだけどなぁ。
♪みどりpiyopiyo♪
94
なにこれ たのしい♪ そうだよね。おおかみだって個体差あるよね。おっとりさんな おおかみ君を応援したくなります。■おおかみ君もぶたさん達もかわいいから、ちょっとドキッとしちゃうけど、肉食獣が生き物を追うのは当然の事。変に誤魔化さない絵本には好感を持ちます。■おおかみ君がんばれ~♡ (1989年)2017/04/16