出版社内容情報
五味太郎ならではの叙情性あふれた絵本です。
「かげ」がはしる。「かげ」をひろう。
ことばのリズムと色彩が溶け合ってこころにしみる絵本になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
14
ねこにはねこの影、いぬにはいぬの影というところから始まって、影を拾ったり、飛び越したり、飛ばしたりする、影遊び絵本。2013/10/06
ゆにす
8
ねこにはねこのかげ、いぬにはいぬのかげ・・・・当たり前のことなんだけれど、この絵本の中では哲学的に言葉が響くような気がするのはどうしてなのだろう。2012/09/26
kazu_tea
8
"かげをひろう" とか"かげがとぶ"など、かげの表現が面白い。そして、印象に残る空の色も少し不思議。2012/08/05
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
6
当たり前のことだが、天気が良くなかったら、かげはでないのだ。トモダチのようであり、怪しいものの気配もある。2018/08/24
遠い日
5
知らぬ間に引きこまれ、影が動き出す不思議な世界の虜になったのは、この男の子とわたし。現れたり消えたり、伸びたり縮んだりする影に不思議を覚えるのは、誰しも一度はあること。さて、影はどこへ飛んで行ったのだろう。2014/05/23