内容説明
「ちょっと、こんな駅のベンチみたいな椅子、どこがいいのよっ」と思ったあなた、あなたは正しい。でも、「駅のベンチ」のルーツを知ったら、その考えはちょっと変わるかも。このごろいろんなところで耳にするイームズという名前。実はずいぶんすごい人たちだったんです。
目次
序文―シンプルで美しく機能的。それがイームズのデザイン
イームズの仕事1 chair―椅子
チャールズとレイ。二人の出会いが奇跡のミッドセンチュリーの中心だった
イームズ夫妻を象徴する「ケーススタディ・ハウス」のリビングルーム
既製品の時代のクラフツマン
「アメリカ」を感じさせるイームズチェアの魅力
イームズの仕事2 Table&Cabinet―テーブル&キャビネット
ハーマンミラー社の哲学―デザインは未来の問題解決のために
日本におけるFRPチェアとイームズ
映像作家としてのイームズ
イームズを生んだ時代背景、デザイン黄金期
Other Products―その他のプロダクツ
デザインにおける「ミッドセンチュリー」とは何だったか。―高坂孝明氏(マイスター)に訊くモダンデザインとイームズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お惣菜パン(Tobe)
1
★★イームズチェアーの写真を見ていると成型合板の優しさと温かさを感じるカーブに惹きつけられる。また、物語の方では才能ある人間が引き上げられていく様が描かれ、それがやはり日本と海外では違うのか、それとも別の問題かと考えさせられる。2015/10/01
gigi2011
1
イームズはデザインが好きだったし「パワーズオブテン」といった映像もスキ。第二次世界大戦の医療器具づくりからスタートとはしらなかった。2011/01/20
tamo*m!
1
ケンチクを学べるイスの本2009/10/11
Watabe Takayuki
0
タカ
0
イームズに関しての基礎知識が詰まった本。インテリア好きな我が家にはマストな一冊。2012/07/02