内容説明
福岡市は、九州で最も子供が生まれない「超少子化」の町。福岡市民一人当たりの所得は、30年間ほぼ横ばい。貧困児童の割合が政令指定都市中、最悪…。データが示す福岡市の「本当の姿」から目を背けず、福岡市のポテンシャルを最大限に活かす5の政策。
目次
第1部 データが示す福岡市の不都合な真実(福岡市民の所得は30年間横ばい。実質的に減少;子供が生まれない福岡市;福岡市の経済は全九州を相手に卸売・小売業で稼ぐ内需型;低下し続けている福岡市の国際的地位;2070年まで激増する65歳以上)
第2部 福岡市民の所得を増やすための政策提案(自社の消費のうち「毎年1%を地場産に切り替える5年計画」の策定;福岡市版こども保険の創設 2050年に福岡市の人口を180万人に;福岡市の国際的地位と都市としての魅力を高める対策とは;何歳であっても働きたいシニアの仕事を作る;南海トラフ 首都直下型地震を利用する)
著者等紹介
木下敏之[キノシタトシユキ]
福岡大学経済学部教授。担当科目九州経済論起業戦略論。東京大学法学部卒業。ラ・サール中学校・高等学校卒業。1984年農林水産省入省。2012年福岡大学経済学部産業経済学科教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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