内容説明
ゲーム「リンダキューブ」のキャラクターデザイン、アニメ「ふしぎの海のナディア」のイメージボード、スタジオ4°C作品、イラスト、漫画などで活躍する田中達之の待ちに待った初単行本!「リンダキューブ」のイラストやアニメ関連の絵素材に加え、描き下ろしやお蔵出しラフスケッチも詰め込んだ十数年間の軌跡。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
10
雰囲気が気に入ったので購入。チラ見程度だが、ハードな世界観の割に、ラインのタッチや、色彩がソフト。2018/10/28
冬佳彰
4
休日中の楽しみとして購入。うーん、当たり前だが、絵がうまい。こんな線を描けたら、さぞ楽しいだろう。 トーンとしては、昭和三十年代+機械+悪意+判断保留の瞬間といった感じか?これらの絵が使われたアニメーションやゲームは、ほとんど知らないし、まあ、今後入手するつもりもないが、こうした雰囲気は好きだなあ。大友克洋さんや松本大洋さんを想起する。2019/05/04
蘇芳
3
廃墟大好きです。リンダキューブの初期案おもろかった。2013/01/15
さぶろうの領土
2
私は、退廃的 スチームパンク 廃墟 路地裏 スラム アングラ 不法建築 貧民窟 こんな感じの単語を連想させる世界観をイメージする時は、必ず田中達之絵が思い浮かびます。氏はリンダキューブというゲームのキャラデザをしており、私は小学生の時にプレイしました。ただ小学生には刺激が強いゲームで、結果私の深層心理に田中達之氏の絵が刻み込まれたようです。最近になり「不穏な世界観をイメージする時はいつもリンダキューブの絵柄で想像している」という事に気が付き、そこまで私の価値観に深く入り込んでいるならということで買いました2022/10/15
シフーァル
2
素晴らしい。線、色彩、バランス、どれをとってもいい。こういう雰囲気をもてるのは強いなぁ。みていて心地よい。背景の雰囲気もスゴいなあ。構図も魅力的だなぁ。世界観が確立されている気がする。やっぱりゲーム制作とか、絵で生きるのってなかなか大変なことも多く起こるよな、ラストページの解説も簡潔ながらによかった。力をくれる。2016/04/24