ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン

ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784870315617
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

内容説明

手塚治虫に、萩尾望都に、絶賛された漫画家・岡田史子をご存知でしょうか?純度の高い宝石のようなまぼろしの作品群が、新しいスタイルで甦りました。岡田史子の漫画表現は1960年代半ば、既にここまで到達していたのです。大反響を呼び起こした「ガラス玉」につづく第2巻。未発表作品、未公開スケッチ、1970年発表の著者インタビュー、100%ORANGEによる序文「岡田史子を初めて読んで」、「人に歴史あり(2)」、音楽家・青島広志氏(本書監修者)による解説つき。

著者等紹介

岡田史子[オカダフミコ]
1949(昭和22)年、北海道・静内町に生まれる。高校在学中の67年、手塚治虫主宰の月刊漫画雑誌『COM』に「太陽と骸骨のような少年」を発表し、デビュー。翌68年、「ガラス玉」で、『COM』新人賞を受賞。以後、同誌を中心に、作品の発表をつづける。72年頃、静内に戻り、一時、漫画とは無縁の生活を送っていた。78年、『少女コミック増刊』に「ダンス・パーティ」を発表し、漫画雑誌に再帰。90年に発表した「エリム」以来、執筆活動を断念している。現在は埼玉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃりんこママ

28
萩尾望都先生のお墨付きで、短編集コミックス「ほんの少しの水」を読んだのが40年前。商業誌しか知らないから、かなり違和感があるものの、感受性がまだ強かったので、ベッタリした無色の泥のように纏わり付かれた。今読むと、以前より理解できるような気がする。物を見る時、ただ見ていてはいけない、と教えていただいた作品群。2016/03/26

ivy

0
決してうまいとはいえない絵だけれど、誰もまねできない味わい。それプラス詩的な台詞、悲壮感たっぷりの世界。才能のかたまりが描かせた感じ。作者自身の自分史では、どこか情けない駄目な部分を書いている。だけれど、周りの人から愛され、あふれる才能を認められていたことがわかる。2012/04/18

吉田恭

0
悩むために悩んで、発狂すること。 『夏』の解説で青島広志が「この作品が後世にもたらした影響は大きく」と書いているが、その例が吾妻ひでお『クラッシュ奥さん』でのパロディというのはどうだろうか。 2004/05/11

電柱

0
最近、暗闇は光のように暖かく親しいものなんじゃないかという気がしてきた。2021/02/03

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