哲学を疑え!笑う哲学往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784870314801
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

生きるとは何か?幸せな生き方とは?不幸な人生とは?哲学者はなぜそのことに明確に答えてくれないのか?そんな悩みを抱える「お笑いコラムニスト」の無謀な問いに、『週刊文春』でお馴染みの「笑う哲学者」が迷惑そうに答える、抱腹絶倒の往復書簡バトル。

目次

壮大な期待
艱難の発端
慇懃な無礼
激論の序章
僭越な異論
露骨な回避
善良な解釈
深遠な警告
暢気な誤解
懇到な説明〔ほか〕

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
1944年、岡山県生まれ。お茶の水女子大学教授(哲学)

石原壮一郎[イシハラソウイチロウ]
1963年、三重県生まれ。雑誌編集者からコラムニストへ。ビジネスから恋愛まで哲学的なまでに幅広いジャンルで活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろは

17
歴史上の哲学者がほとんど出ない、固くも難しくもない、この形によくある、考え方を教えてくれる作品だった。文体が柔らかく、本当に笑わせてくれて面白かった。知的ユーモアを教えてくれて良かった。「どう生きるべきか?」「どうすれば幸福になれるか?」「『正しい』とは何か」がテーマの内容。最後の対談場面では、哲学者とはどういう人なのか。哲学者のものの見方、考え方など、哲学者についていろんな事が述べられていて、結構の読み所。ただ、本物の哲学好きにはオススメしない。「哲学がよくわかっていない。」という哲学者の作品だから笑 2017/10/28

BIDDULPH

3
ツチヤ教授が一貫して不機嫌だ。本気で不機嫌な風に感じる。少し真剣になった教授を知り、イメージが変わった。2013/08/07

りん

1
「哲学」が分かるというより、「哲学者」にはこんな人もいるんだなということが分かった気がします。"幸せに生きるには"という問題を哲学者の土屋先生に相談するという内容ですが、全くもって答えは出ず、何となくはぐらかされているような気持ちになります。ですが、哲学とはそういうものである、と本書ではまとめられており、それを一冊通して説明してあるような内容です。哲学の知識を得るというよりかは、2人の手紙のやりとりを楽しむと言った色の強い作品だと思いました。軽い気持ちで読むといいと思います。2020/12/18

朱音

1
哲学者・土屋先生とコラムニスト・石原氏の往復書簡集。もうこれが笑えるのなんのって!…相手の言うことは全て誉め言葉と曲解し、質問には屁理屈で答え、結局何が言いたいのやら煙に巻いてしまうという…これが哲学の真理?…素晴らしい。すべての屁理屈こね屋さんへ、推薦図書。…読んで怒っても責任は持ちません。私は面白かった。2002/01/02

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