カミーノ―魂の旅路

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870314634
  • NDC分類 293.6
  • Cコード C0098

内容説明

キリスト教・三大巡礼路のひとつである“ザ・カミーノ”は、スペイン北部・聖地サンチャゴに至る800キロの道程。ブラジル公演中のシャーリーに届いた差出人不明の一通の手紙―そこにはただ「カミーノ巡礼を必ずすべき」と書かれていた。60歳を過ぎてなお、精神的な成長を求めて徒歩の旅に発った彼女が、数々の神秘体験の果てに見出した“人生の本当の意味”とは?女優として第一線で活躍を続けるシャーリーが、出会い、友情、愛…がもたらすスピリチュアルな意義と喜びを、深遠な宿世観の中に描き出す。物質主義に行き詰まりを感じ始めた現代人の生き方に、新たな可能性を拓く一冊。

著者等紹介

マクレーン,シャーリー[マクレーン,シャーリー][MacLaine,Shirley]
1934年、米国バージニア州アーリントン生まれ。ブロードウェイのコーラスガールとして芸能界にデビュー。1955年「ハリーの災難」で映画デビュー、「アパートの鍵貸します」「愛と喝釆の日々」などに出演し、演技派女優としての名声を高める。1984年には「愛と追憶の日々」でアカデミー主演女優賞を獲得。親日家としても知られ、初監督作品「ぼくが天使になった日」は、2001年6月、世界に先がけて日本で上映

山川紘矢[ヤマカワコウヤ]
1941年、静岡県生まれ。65年、東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省。マレーシア、アメリカなどの海外勤務を経て、大蔵省財政金融研究所研究部長を務める。87年、退官。現在は翻訳家

山川亜希子[ヤマカワアキコ]
1943年、東京都生まれ。65年、東京大学経済学部を卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーなどの勤務を経て、現在は翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

31
キリスト教にとっての三大巡礼路のひとつ、ザ・カミーノ(サンチャゴ巡礼の道)、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラまでの約800㎞に亘る徒歩での巡礼の旅体験記、と同時に、その過程で自分自身を見つめ直す方法として、様々な夢や幻想の世界(ET、レムリア、アトランティス、ツインソウル等々)に導かれ、自己の奥深くへ、また時間を遡っていく深層意識探究の旅が繰り広げられる。霊的感受性の高い著者ならではの俄かには信じがたいスピリッチュアルに満ちた霊的幻想の世界を垣間見た。本書下敷きの『星の巡礼』を次に。2014/02/19

ybhkr

4
昔、シャーリーマクレーンの瞑想の本を手にしたことがあるけれどいまいちわからなかった。翻訳者でチャネラーの山川絋矢氏のエッセイも理解できなかった。しかし、時を得て自分の中の知識とキャパシティが増えたからかカミーノはおもしろく読めた。聖地を巡礼することすら大変なフェイマスな女優。日本でも四国巡礼を彼女がひとりでやったらマスコミが追いかけ回すだろう。世界中を自由に歩くことができない中、彼女は800キロの聖地を歩ききった。途中、夢や白昼夢で前世やレムリア、アトランティスのビジョンを見たりなかなかぶっとんでいるが。2013/08/28

ろ~たす

3
身体は現実の巡礼の道を歩きながら、心は自己探求の道を進んでいく。興味深く読みましたが、翻訳のせいか、文章がぎこちなくて読みにくく理解しにくい部分が多かったです。シャーリーの白昼夢が真実なのかどうかは証明のしようがありませんが、真実と思うことで人生にプラスになるのなら有益なことだと思う。2014/09/03

Mickey

1
良かった。いつかカミーノ・デ・サンティアゴを歩きたいと思っている自分としては参考になった。スピリチャルな体験のレムリアの話はくどく苦痛だったので後半飛ばして読み進めた。 「私のことを指で指してみて」「あなたの三本の指は自分のほうを指しているのよ」「他人を非難するとき、私たちは本当は自分を非難しているのよ。他人も自分も同じということよ」はっとした。感銘を受けたシーンだった。2023/10/31

satomi

1
自分の内側しか見るものはない。レムリアの記憶が興味深い。創造するエネルギーは誰にでもある。カミーノとは道を意味するスペイン語🇪🇸2019/12/18

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