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内容説明
グランパニアはふたつの喜びに沸き立っていた。ひとつは王の血をひくリュカの即位に。もうひとつは双子の誕生に。だがリュカとその妻ビアンカには過酷な試練が待ち受けていた。―8年ののち。成長した我が子と共に、愛する妻を、そして母を取り戻すために、リュカは再び戦いへ身を投じてゆく。邪悪な者たちの陰謀に挑む激闘の最終巻。ゲーム「ドラゴンクエスト5」文庫化完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひょろ
7
テーマとして、"家族"や"絆"があったのではなかろうか。天空の勇者であろうと運命の子であろうと天空人の血を引いていようと王族であろうと、そこにはごく普通の親子、家族の絆があり、親が子を思い、子が親に甘えるあたりまえの姿がある。これは、3代がつながったDQ5だからこそ書けるテーマだったのではないだろうか。2016/03/18
葵堂
3
紛うことなき傑作。脈絡と継がれる遺志を胸に抱き、世界をも救った、真の王者の物語。若かりし俺も読んで興奮したとはおもうが、今読み貸すことで涙すら流す羽目に。計算上リュカの年齢が今の俺と同じってのがでかかったのかなあ。いやもう、最高。2009/09/29
さやま
2
確か初読は20年前近く。今回、劇場版でショックを受けて、口直しと言ってはアレだが、久しぶりに読みたくなったので再読。読んで、主人公リュカの美少年・美青年ぶりにドキドキして読んでたのを思い出した。作者さんのあとがきで「子供だましにはならいなようにした」とあったが、まさにその通り。大人になった今読んでも読みごたえがあるし、普通に泣いた。好きだ…。いのまたむつみさんのイラストも好き…。2019/09/19
funa1g
2
親になって読むと思うことが多い。子を持った気持ちとか沁みる2019/09/06
ひょろ
2
映画前に再読2019/07/24