内容説明
「幸福は人の数だけあっていい」「さぁ肚をくくれ」「みんな、好きなものは好きと言おうよ」「物語はいつも、ほのかな光を欲している」…「ホテルローヤル」の著者、初のエッセイ集。愛海夏子(シークレット歌劇團0931主宰)との豪華対談を収録。
目次
1(北海道の女(五十路越え 肚くくる日々;捨てた昨日を惜しんだりしない ほか))
2(ブンゴーへの道;帰ってきたブンゴーへの道 ほか)
3(北の風景(そろそろ咲かなくちゃ;影のない街 ほか)
書くこと(声が連れてくる原風景;波の先へ進むしかない ほか))
著者等紹介
桜木紫乃[サクラギシノ]
1965年釧路市生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。07年、単行本『氷平線』でデビュー。13年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞、同年『ホテルローヤル』で第149回直木賞、20年『家族じまい』で第15回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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