ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!―役に立つウイルス・かわいいウイルス・創造主のウイルス

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ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!―役に立つウイルス・かわいいウイルス・創造主のウイルス

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865811797
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C0045

出版社内容情報

生物でないはずのウイルスが生物の創造主なのか!?巨大ウイルス研究の第一人者が語る謎と道の世界。世界の見方が変わる面白さ!ウイルスはわれわれ生物の創造主!?

ウイルスと聞くと「病気の原因」と思いがちだが、病気を引き起こすウイルスはほんのわずか。ほとんどは無害だ。われわれの身のまわりにはそんな知られざるウイルスがいっぱいいる。細菌と混同されがちだが、ウイルスは生物ではなく、「生物と物質のすきま的存在」とされる。だが遺伝子をもち増殖していく。極小サイズで基本形は正二十面体。毒にも薬にもなる。

そんな不思議なウイルスの基礎知識から、2003年に発見された「巨大ウイルス」がひらく新しい生物進化の可能性まで、巨大ウイルス研究の第一人者が一般向けに楽しく面白く語る。ヒトゲノムの半分以上はウイルス由来だ。「ウイルスはわれわれ生物の創造主なのか? われわれはウイルスが増えるための存在なのか?」――読み終わったとき、世界の見方が変わるかも!? 楽しいウイルスのカラー口絵つき!

第1章 あなたの隣の不思議なウイルス?生物ではないのに増えていく
第2章 ウイルスは何をしているのか?ミニマリストで働き者
第3章 ウイルスと人間?毒にも薬にもなる利用法
第4章 ウイルスのスゴい能力?変身したり爆増したり
第5章 ウイルスは元は生物だった??ありえない存在がぞくぞく発見
第6章 ウイルスはわれわれ生物の創造主!??世界の見方が大転換

武村政春[タケムラマサハル]
著・文・その他

内容説明

ウイルスはわれわれ生物の創造主!?世界は未発見のウイルスで満ちており、われわれはウイルスの海の中を生きている!「巨大ウイルス」研究の第一人者が語る不思議なウイルスと進化の面白いはなし。ウイルスを知ると世界の見方が変わる!

目次

第1章 あなたの隣の不思議なウイルス―生物ではないのに増えていく
第2章 ウイルスは何をしているのか―ミニマリストで働き者
第3章 ウイルスと人間―毒にも薬にもなる利用法
第4章 ウイルスのスゴい能力―変身したり爆増したり
第5章 ウイルスは元は生物だった?―ありえない存在がぞくぞく発見
第6章 ウイルスはわれわれ生物の創造主!?―世界の見方が大転換

著者等紹介

武村政春[タケムラマサハル]
1969年、三重県に生まれる。1998年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、東京理科大学理学部第一部教授。専門は巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。2015年に東アジア初の巨大ウイルス「トーキョーウイルス」を発見した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Isamash

32
武村政春・東京理科大教授(1969年生まれ名大医学博士)2019年著作。知らなかった巨大ウイルスは1992年始めて英国で見つかり、東アジアでは武村先生が初発見(東京ウイルス)。進化とウイルスの関係性への言及は興味深かった。巨大ウイルスはタンパク合成用tRNA合成酵素全て有するものも有るそうで、無生物ウイルスから巨大ウイルスを介して生物へ進化するとの仮説も有るらしい。また、種々の証拠(胎児側のシンチシチン細胞の遺伝子はレトロウイルス由来等)から哺乳類の胎盤形成にウイルスが関与したらしい。種形成にも関与した?2022/09/22

月をみるもの

12
前の本に比べると、内容が薄い。2018年に発見されたTupan ウィルスは、20種すべてのアミノ酸の翻訳ができるんで、ますますウィルスが生命ではない、、とは言えなくなってきてる模様。。。https://gigazine.net/news/20180308-giant-viruses-definition-life/2019/12/03

sora

12
正直な話、可愛いとは思えないし、ただ感謝とも思わないけれど、悪者で憎むべき相手ではないようです。「私たち生物の創造主ということ。」と最後に筆者は締めくくっています。2019/04/07

mondo

10
生物がいらない要素を削ぎ落とした究極の形がウイルスであるという説もあるらしく、ミニマルデザインにも通ずるところがあるなと感じた。【印象に残った言葉】複雑な生物ほどゲノムサイズが大きくなる傾向にありますが、大きければ大きいほど複製にも余分のエネルギーがかかるので不利になるとも考えられます。となると、ミニマリストになるほうが有利、という選択肢もありえます。もともと細胞だった生物が余計なものを捨てていって、他者の細胞頼みで感染して生きていく、という形になるのも進化です。2020/07/19

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

9
こういう本を読むと、この世の中に不必要なものなど何一つないのだということを、再確認させられる。人類にとって厄介な部分を持つウイルスも、個々に見れば、有益であるばかりでなく、なくてはならない重要な存在であることがわかる。いたずらに排除しようとするから、余計に関係がこじれてしまう。まだまだ、研究はどんどん進んでいくだろう。いつか、もっとうまい付き合い方を見つけられる日が来ると良いと思う。2019/01/26

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