目次
松浦武四郎の蝦夷地図
記録(野帳;図会;日誌 ほか)
交流(渋団扇帖;篆刻;蝦夷屏風 ほか)
幕末の探検家松浦武四郎の一畳敷(一畳敷室内細部;一畳敷室外細部;インタービュー・唯一無二の書斎―一畳敷の魅力を語る ほか)
感想・レビュー
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LIXILの図録? 紙面がポップで、紙質もさまざま、折り込みの野帳やら絵双六がくっついてて、ごちゃごちゃしていて楽しく、それが松浦武四郎という人物の多様な側面を連想させるようで、よい。「突然家を出て江戸に行くが、連れ戻される」とか「松前藩などから反感を買い、刺客に命を狙われて、馬小屋に潜んでの執筆を余儀なくされた」とか、アイヌの人と同道した記録とか、開拓判官を辞職とか、色々気になる。タイトルにもある一畳敷は、全国から集めた古材を使って作った小さな(畳一畳の)部屋で、今は国際基督教大学で保管されているらしい2023/10/31