目次
１ 前立腺がんはどんな病気なのか
２ 前立腺がん、再発・遠隔転移すると危険度が一気に高まる
３ がんはなぜ増えるのか？―がん幹細胞とは何か
４ がんと免疫の深い関係
５ 免疫でがんを克服する―米国の挑戦
６ ＮＫ細胞の発見とＡＮＫ療法の誕生
７ ＡＮＫ療法の実際
８ 前立腺がんに対するＡＮＫ療法の治療設計
９ 症例：複雑な現実
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんぷきん
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前立腺がんがメインですが、がんの基本的メカニズムの解説や、がん研究の歴史も記載があり、がんの知識が少ない身には役に立つ情報が多かったです。本書で推奨されている治療法はNK細胞を活性・培養して体に戻すANK免疫細胞療法。試した17患者全員に完全寛解、再発5年無しは驚異的な結果です。しかし、調べていくと出版元のリンパ球バンクに不信感を抱かせる書き込みもあり、治療法自体も話題にならないところをみると懐疑的な目を向けざるをえません。盲目的に信じ込むのは危険な1冊だと思います。2015/01/15
