室町幕府将軍列伝

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室町幕府将軍列伝

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  • サイズ 46判/ページ数 423p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864032476
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

内容説明

頻発する将軍の暗殺、更迭、京都からの追放。波瀾万丈な将軍たちの生涯とは裏腹に、なぜ室町幕府は200年以上もつづいたのか!?数々のエピソードから各将軍の人間性に迫り、新たな時代像を切りひらく!

目次

初代 足利尊氏―初代将軍の神話と伝説
第二代 足利義詮―不屈のリアリスト
第三代 足利義満―「簒奪者」の実像
第四代 足利義持―安定期室町殿の心配ごと
第五代 足利義量―「大酒飲み将軍」の真実
第六代 足利義教―幕府絶頂期の将軍の旅
第七代 足利義勝―束帯姿の幼き将軍
第八代 足利義政―父への過剰な憧れ
第九代 足利義尚―独り立ちへの苦悶
第十代 足利義稙―流浪将軍の執念
第十一代 足利義澄―戦国と向き合った将軍
第十二代 足利義晴―マジナイに込めた血統
第十三代 足利義輝―大名との同盟に翻弄された生涯
第十四代 足利義栄―戦国との幸運と不運の体現者
第十五代 足利義昭―信長の「傀儡」という虚像

著者等紹介

榎原雅治[エバラマサハル]
1957年生まれ。現在、東京大学史料編纂所教授

清水克行[シミズカツユキ]
1971年生まれ。現在、明治大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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20
兄と弟の家督争いに明け暮れた代々の足利将軍の人物史。6代義教の項での将軍の旅について追ったレポや二度将軍職につき、諸国を放浪し、墓は徳島にある10代将軍義稙の項が面白かった。しかし肖像画を見ていっても、涙袋重そうで、タレ目で、ぷっくりとしたいわゆる足利の顔から少しずつ離れていくにつれ、権力も失ってくのが面白い。等持院の縁側にもっていって、代々の木像のみなさんの顔を眺めつつ、読み返したくなりました。 2018/01/25

サケ太

14
激動の時代の中で、悪戦苦闘を繰り広げてきた15人の室町幕府将軍たち。中には名前さえもピンと来ない人物もいた(特に足利義量、足利義栄など)が、何かを為そうとしたという事実があった。彼らを支え、敵対した人物たちのコラムも面白い。特に、足利義明詮と足利義持はその実績や活動、傾向についてきちんとわかっていなかった部分も多く興味深かった。2018/07/15

BIN

12
近年の研究も取り入れた室町将軍15代の列伝。マイナー将軍(義勝とか)もしっかり書かれているし、有名将軍でもあまり知られてないであろうことが書かれているのは高評価。義満は弟や家臣の嫁を奪っているし、一休さんもびっくりですね。剣豪将軍といえば13代義輝ですが、10代義稙も一人のところ二人の刺客に襲われ、ちゃっかり撃退しているし、義昭も刀をもって奮戦しているとなかなか意外な事実があって面白かった。ただ、時代背景とかは全然ないし、有名将軍はピンポイントでしか書かれてないのである程度知ってないと厳しいかもしれない。2019/06/23

nishiyan

9
近年、南北朝・室町時代を題材に一般向け書籍でも意欲的な研究書が多く出ている。そうした中での歴代足利将軍の列伝が出たというのは本当に嬉しい。読んでいて足利将軍は権力も軍事力もないという先入観が取り払われていくようだった。将軍の地位が有力守護大名との同盟によって成り立つことから足利義昭が保険として信長以外にも庇護者を求めたのも納得ができた。特に興味を持ったのは第十代足利義稙と十一代足利義澄の項。この二人の将軍位を巡る争いは後々、幕府が終焉するまで続いていくというのは何ともいえなかった。 2018/04/07

こまさん

5
気鋭の研究者による室町将軍一人一人の論考が並ぶ贅沢な著作。論点が著者により様々だったり、説が違っていたり、なかなか勉強になる。 一点不満なのは、鎌倉府への目配りはほとんどない。まぁそれが現状なのでしょうね。2017/11/20

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