内容説明
単純な「チェックリスト」が日常に起きるミスを減らし、災害・事故に際しては人命を救う。絶対にミスの許されない医療現場で著者が辿り着いた真実。経営者、投資家、医師、パイロット、建築家、料理人…、あらゆるプロフェッショナルが信じる成功のエッセンスがここにある。米誌「TIME」の「世界で最も影響力ある100人」に選ばれた著者の提言。
目次
序章 外科医の失敗談
第1章 複雑すぎる!
第2章 チェックリストと爆撃機
第3章 高層ビルの建て方
第4章 災害への対処法、美味しい料理の作り方、そして私の仮説
第5章 手術をもっと安全にする方法?
第6章 良いチェックリストの作り方
第7章 世界規模のテスト
第8章 投資で成功する方法と、今求められている人材
第9章 助かった!
著者等紹介
ガワンデ,アトゥール[ガワンデ,アトゥール][Gawande,Atul]
ブリガム・アンド・ウィメンズ病院内分泌外科、ハーバード大学医科大学院及び公衆衛生大学院准教授。1992年から93年まで、クリントンの大統領選挙キャンペーンとホワイトハウスの上級アドバイザーを務め、2006年にはマッカーサー・フェローを受賞。世界保健機関のプログラムである「安全な手術が命を救う」チェックリスト実施マニュアルの作成を主導している。現在は妻と3人の子供とともにマサチューセッツ州ニュートンに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
76
再読。外科医でもある著者が航空機の製造、操縦や高層ビルの建築そして手術などで起こるミスや事故を事例にあげながらチェックリストという非常にシンプルなツールを紹介。ミスや事故の再発を防ぐうえでなぜチェックリストが効果をもたらすのかわかりやすく解説されている。たしかに大型の航空機や高層ビルの建築という多人数で進めてゆく仕事でなにがポイントなのかぼんやりとしか分からないのではないか。そのポイントとなる本当に重点となる項目をチェックリストにして確認することで大きな効果を得られるということを知った。おすすめ本です。2019/10/10
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
49
『TIME』の「世界で最も影響力ある100人」に選ばれた医師である著者が、医療現場でどのようにミスを減らし、不測の事態に対応していけばいいのかを、一流の投資家、航空機の専門家、医師、料理人、経営者、建築工学の専門家などにヒヤリングしてある共通点を導き出し、それをもとにチェックリストを作成。自分の専門分野である手術に取り入れていく。チェックリストを使用して事故などを未然に防いだ事例が数多く紹介されている。中でも航空史最高の不時着水として語り継がれている「ハドソン川の奇跡」の話が興味深かった。2019/07/18
kinkin
28
失敗の原因は二つだけ、それは無知と無能。複雑性について、世の中の問題は三つに分類できる、「単純な問題」、「やや複雑な問題」、「複雑な問題」という記述がためになった。 単なるチェックリスト作成手引き書ではない。2013/12/14
Minamihama
20
素晴らしい本だ! 昔株を売り買いするためのチェックリストを作って使っているが、項目をもう一で本の最後に出ている「チェックリスト作成のためのチェックリスト」に従って、作り直す事にしょう。2022/08/27
かも
19
★★★★☆当たり前すぎて見逃されがちなチェックリストの有用性を説く本。エピソード過多な気はするが、あらゆる環境でチェックリストにより致命傷を避けられることが理解できた。2022/10/06
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