命のスケッチブック

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命のスケッチブック

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  • サイズ 46判/ページ数 105p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863897281
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8095

出版社内容情報

この本は、ある事件で大切な娘を亡くしたおかあさん、中谷加代子さんが、小学校や矯正施設で行った講演をもとにして作られました。命ってなんだろう。生きるって、どういうことだろう。どうすれば、幸せに生きていけるのだろう。悲しい事件は、どうしたらなくすことができるんだろう。本当に大切なものってなんだろうーーあなたはどう思いますか? 中谷さんのことばをヒントに、ぜひ考えてみてください。

内容説明

命ってなんだろう。生きるって、どういうことだろう。どうすれば、幸せに生きていけるのだろう。本当に大切なものってなんだろう―あなたはどう思いますか?この本は、ある事件で大切な娘を亡くしたおかあさん、中谷加代子さんが、小学校や矯正施設で行った講演をもとにして作られました。

目次

プロローグ―スケッチブックを開いて
第1章 事件当日―「歩ちゃん、はよ起きんにゃ」
第2章 家族―ひまわりいっぱい
第3章 加害者―「彼の口からなんも聞けんくなった」
第4章 加害者の家族―本物の「ごめんなさい」
第5章 心の命の歩―何を大事にして生きるか
エピローグ―スケッチブックを閉じる前に

著者等紹介

中谷加代子[ナカタニカヨコ]
1960年山口県生まれ。人権擁護委員、公益社団法人山口被害者支援センター直接支援員。2006年、当時高等専門学校5年生の長女を、学校内の研究室で同級生の少年に殺害され亡くす。2012年、防府市役所を早期退職し、山口被害者支援センターの直接支援員養成講座を受けたのち、被害者の視点に立った被害者支援にたずさわるように。「人が幸せを感じて生きることで事件・事故を少なくしたい」との思いで、現在、学校や矯正施設などで「命」「生きる」をともに考える活動に取り組んでいる

小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年生まれ。小説家。大人向け、児童向けの著書多数。中谷さんの語りに胸を打たれ、子どもたち、大人たちに「命とは?」「生きるとは?」について考えて欲しい、親子で話し合う時間を過ごして欲しいと願って、本作の構成と執筆を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゃが

49
高専5年生の長女が学内で同級生の少年に殺害され、少年法の縛りで少年を公開できず、彼は自殺。何があったのか、殺人後に何を思ったかも語らずに…。「幸せ」の家族の娘を亡くした母中谷さんの講演を小手鞠さんが文を書かれた。他人事のようだった被害者遺族の哀しみは亡くした、助けられなかった、自らが原因を作ったのではという自責が当事者として重くのしかかる。そこからの中谷さんの思いは命って、生きるって、どうすれば、幸せに生きていけるのだろう。本当に大切なものってなんだろうと自らにも、加害者遺族にも、私にも問いかける。2023/02/14

Twakiz

35
爽やかな表紙とは裏腹に内容はつらい。正面きって向き合うには自分の方にも準備が必要。メンタルが弱っているときにはちょっと太刀打ちできない。語り手の中谷さんの強さに頭が下がります。2023/07/25

ゆっき

31
ある日突然の悲劇。大切な娘を亡くした母の生きる授業を小手鞠るいさんが活字にしたノンフィクション。「行ってらっしゃーい!」「行ってきまーす!」大切な娘さんの最後の姿。もう会えなくなるなんて想像も出来ないこと。感情移入して涙が溢れました。命について、生きることについて真剣に向き合える中谷さんの語り。「おかえり」と言える日々を大切にしたいと思います。2022/12/30

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

30
2006年に起きた山口女子高専生殺害事件の遺族である中谷さんの講演をまとめたもの。愛する娘を殺され犯人は自殺してしまい、動機も分からないなんて苦しいだろうと思う。しかも犯人は当時19歳で少年法に守られていた。その中で加害者を責めるのでなく、加害者家族も被害者であり、生きる事の意味、命とは何かを問いかけている。二次的被害についても語られていたが、これだけは本当に許せない。命について改めて考えさせられる。2023/05/31

まる子

23
大切な娘を事件で無くした中谷加代子さんが、様々な場所で講演を行って書かれた本。「行ってらっしゃい!」と背中を見送った朝、夕方に娘か帰らぬ人になるなんてニュースの世界だったと。娘は20歳、加害者は19歳。当時の少年法で守られ、容疑者は名前も写真も報道されない。親は1年半経って謝罪に来た。中谷さんが経験された中で、「本当の謝罪」は自分が反省するまでに時間がかかると。うわべだけ、口先だけの「ごめんなさい」ではないから期間が必要。112頁の中で「命」や「生きる」事を考えさせられる本だった。中学校なら道徳に。2022/11/24

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