出版社内容情報
この本は、ある事件で大切な娘を亡くしたおかあさん、中谷加代子さんが、小学校や矯正施設で行った講演をもとにして作られました。命ってなんだろう。生きるって、どういうことだろう。どうすれば、幸せに生きていけるのだろう。悲しい事件は、どうしたらなくすことができるんだろう。本当に大切なものってなんだろうーーあなたはどう思いますか? 中谷さんのことばをヒントに、ぜひ考えてみてください。
内容説明
命ってなんだろう。生きるって、どういうことだろう。どうすれば、幸せに生きていけるのだろう。本当に大切なものってなんだろう―あなたはどう思いますか?この本は、ある事件で大切な娘を亡くしたおかあさん、中谷加代子さんが、小学校や矯正施設で行った講演をもとにして作られました。
目次
プロローグ―スケッチブックを開いて
第1章 事件当日―「歩ちゃん、はよ起きんにゃ」
第2章 家族―ひまわりいっぱい
第3章 加害者―「彼の口からなんも聞けんくなった」
第4章 加害者の家族―本物の「ごめんなさい」
第5章 心の命の歩―何を大事にして生きるか
エピローグ―スケッチブックを閉じる前に
著者等紹介
中谷加代子[ナカタニカヨコ]
1960年山口県生まれ。人権擁護委員、公益社団法人山口被害者支援センター直接支援員。2006年、当時高等専門学校5年生の長女を、学校内の研究室で同級生の少年に殺害され亡くす。2012年、防府市役所を早期退職し、山口被害者支援センターの直接支援員養成講座を受けたのち、被害者の視点に立った被害者支援にたずさわるように。「人が幸せを感じて生きることで事件・事故を少なくしたい」との思いで、現在、学校や矯正施設などで「命」「生きる」をともに考える活動に取り組んでいる
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年生まれ。小説家。大人向け、児童向けの著書多数。中谷さんの語りに胸を打たれ、子どもたち、大人たちに「命とは?」「生きるとは?」について考えて欲しい、親子で話し合う時間を過ごして欲しいと願って、本作の構成と執筆を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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