出版社内容情報
ジャックは、小さい頃にもらったブタのぬいぐるみが大好きです。良いことがあっても悪いことがあっても、ぬいぐるみはいつもジャックのそばにいました。ところが、ある年のクリスマスイブ、恐ろしいことが起こります――ぬいぐるみがいなくなったのです。それでも、クリスマスイブは、起こるはずのない奇跡が起こり、叶うはずのない願いが叶い、あらゆるものに命が宿る日です――もちろん、ぬいぐるみにも。ジャックがクリスマスにもらった新しいブタのぬいぐるみ(消えた宝物のかわりにやってきた、口うるさい子ブタです)は、大胆な計画をくわだてました。ジャックと新しいぬいぐるみは、一緒に魔法の旅をはじめます。失われたものを取りもどし、ジャックの一番の親友を見つけるために。J.K.ローリングが『ハリー・ポッター』のあとに初めて書いた児童書です。
内容説明
ジャックは、小さい時からずっといっしょにいるダー・ピッグ(DP)というぬいぐるみが大好きです。DPはどんな時にもジャックのそばにいました。ところがある年のクリスマス・イブに、とんでもないことが起こります―DPがいなくなってしまったのです。でも、クリスマス・イブは、「奇跡と無謀な挑戦」の夜です。そして、あらゆるものに―おもちゃにも―命が宿る夜なのです。ジャックとクリスマス・ピッグ(DPの代用品で、しゃくにさわるやつ)の二人は、「失の国」という魔法世界への息をのむような旅に出かけることになります。しゃべる弁当箱や勇敢なコンパス、「希望」という名の翼をもつモノなどに助けられ、二人は、ジャックの最愛の友だちを、救い出そうとします。おもちゃを破壊する恐ろしい怪物の「失」の手から…。
著者等紹介
ローリング,J.K.[ローリング,J.K.] [Rowling,J.K.]
「ハリー・ポッター」シリーズ(全七巻)の作者。ロバート・ガルブレイス名義でも探偵小説を発表している。こうした文学の発展への貢献を称えられ、様々な賞や勲章を授与されている。また、慈善信託「ボラント」を通じて多くの慈善活動を支援しているほか、家庭養護を実現するための非営利団体「ルーモス」の創設者である
フィールド,ジム[フィールド,ジム]
ミュージックビデオや広告のキャラクターデザイナーやアニメーション監督としてキャリアをスタート。現在は、児童書の挿絵画家として活躍。手掛けた作品の多くは様々な賞を受賞し、世界的なベストセラーになった。フランス語の単語を勉強する絵本Monsieur Roscoe On Holidayでは、作家兼イラストレーターとしてデビューした。イギリスのファーンバラで育ち、現在はパリ郊外に在住
松岡佑子[マツオカユウコ]
翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
きむこ
Nyah
みーなんきー
まろまろ