出版社内容情報
深い霧の夜――“幽霊”がロンドンを徘徊していた。タワーの屋上では男の生首が発見され、人々は震えあがった。街ではガス灯の下を辻馬車が走り、着飾った人々が行き交い、スリやコソ泥、物乞いたちがうごめいている。世間知らずのイヴは知らなかった。ファントムも、このロンドンが本当はどんな場所かということも。サスペンス・スリラー。
内容説明
深い霧の夜、タワーの屋上で男の首が発見された。“幽霊”のしわざなのか?そして、このロンドンに隠された秘密とは―。近未来サスペンス・スリラー。
著者等紹介
ベック,イアン[ベック,イアン][Beck,Ian]
1947年、イギリスのサセックスに生まれる。中学の恩師に画才を見いだされて美術を学び、イラストレーターとして活躍。レコードジャケットではエルトン・ジョンのアルバムのデザインが有名。60冊を超える絵本の制作では数々の賞に輝く。英国芸術家協会理事。ロンドン郊外に暮らしている
大嶌双恵[オオシマフタエ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゅー
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発想はすごく面白いなと思った。ヴィクトリア朝ロンドンの雰囲気、好きだわ~。 ファントムも逃げたし続編もありそうな感じだったけど、どうなんだろ?2016/04/23
みゆき
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最初、本当にあった話かと思ってビックリした。こんな街が本当にあるなら、行ってみたいなと思った。2015/12/30
☆ひとこぶラクダちゃん☆
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とてもおもしろい発想のお話。どこかにあれば私も行ってみたい!!2014/09/22
踊る猫
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☆32012/02/07
mimi
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近未来、社会事象をよく反映して、いかにもありそうな怖い話2012/01/05