内容説明
梵字の学び方には、字形・字音・字義を基本とする一定の規準(ルール)があります。それらをわかりやすく説かれたものが字母表です。しかし、字母を修得しただけでは不十分です。梵字の切継の法則を説いた悉雲章を必ず理解する必要があり、梵字の記号や記号と等しい使われ方を学ぶ必要があります。梵字の字母や切継のルールをマスターしてはじめて、梵字悉雲を読んだり書いたりできるのです。本書では、はじめて学ぶ人向けに、梵字の歴史、字母や切継のしくみ、読み書きのしかた、梵字のいろいろについて、わかりやすく解説しています。
目次
1 梵字ってなに・歴史をひもとくと(梵字ってなんだろう;私たちの習う梵字の基はインドで起こった ほか)
2 梵字の学び方(学ぶ者の心得;使用する筆記具 ほか)
3 字母51字の読み方・書き方(ローマナイズを基本に練習しよう;字母51字の読み方・書き方 ほか)
4 悉雲18章の読み方・書き方(母音符号と書き方のルール;悉雲18章の学び方 ほか)
5 梵字のいろいろ(曼茶羅と梵字(種子)
三尊形式の梵字の悉雲 ほか)