出版社内容情報
利休に一番近いとされた、細川三斎(忠興)。織部・遠州のような独創性を求めず、武人として武家の茶の湯を大成したとされる三斎の茶を、思想史の対象として取り上げ、史料に沿って論じながら、著者の新見地を開陳する。
内容説明
54万石の大名である一方、千利休の教えを忠実に継承し、古田織部亡き後武家茶の湯を確立した細川忠興。その茶人としての側面を解き明かす。
著者等紹介
矢部誠一郎[ヤベセイイチロウ]
1941年生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学博士課程満期退学。2012年まで玉川大学文学部教授、鎌倉女子大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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