ヴィレッジブックス<br> “It”と呼ばれた子 〈幼年期〉

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ヴィレッジブックス
“It”と呼ばれた子 〈幼年期〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 273p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863326590
  • NDC分類 936
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

35
久々に手に取った。母親が幸せな家庭はみんな幸せ、なんて言葉を聞くけれど、そして本当だとも思うけれど、母親が独裁者として君臨する家庭に生きる人々は、決して幸せではない。隷属しているのだ。その負の連鎖には、その場からはなれないと分からない。孤立の恐ろしさ、家庭という社会の惨さにため息。2019/09/02

mana

21
再読。やはり何度読んでも辛くて苦しい、泣いてしまう。よく自分の子供をそういうふうにできるなと…鬼畜の所業としか言いようがない。母親はなぜほかの兄弟とそこまで差別したのか…。母親の生い立ちも非常に気になる。2019/07/04

Harωna

15
最後まで読めるかどうか。苦手な方はやめた方がいい。私は途中おぞましくて目を背けてしまいました、それほどまでに赤裸々に綴られた虐待の事実は胸をえぐるえぐる…著者の生命力にただただ脱帽です…生きるために子どもながらに考え実行する、世界を知らない、家と学校しか知らない子どもには余程勇気がないと出来ないことです、幼い子どもにとって母親は一番大きな存在、反抗するには余りにも早すぎる年齢です、何事にも愛をたくさん与え生きようと思いました(>_<)2016/04/06

すなふきーん

8
★★☆☆☆再読。家族による児童虐待はなかなか露見しにくく、大変難しく重要な問題。幼少期の環境は人格形成にも多大な影響を及ぼすだろうし、そのような環境にいる子供達が減ることを願うばかり。両親に愛され、毎日食事を与えられ、暖かい布団にくるまって眠れる環境を当たり前だと思って育った自分は、とても幸せだったのだなと改めて思う。2016/02/28

Haruka

7
どれだけ酷い仕打ちをうけても著者は母親を「お母さん」と呼び続けていました。子供にとって親とはそれほど絶対的な存在なのだと改めて感じました。これが実際に起きていた事なのかと思うと愕然とします。著者の逞しさにただただ感服するばかりです。2014/10/03

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