内容説明
勇猛果敢にして心優しき竜テメレアは、固い絆で結ばれた担い手ローレンスのため、ふたたび英国へ戻り、対仏戦争の戦力とならんとする。しかし、孵化直前のドラゴンの卵を受け取るため、一刻も早くオスマン帝国へゆけという密命がくだる。オアシスをたどり、イスタンブールを目指すテメレア一行に、不穏な影が…宿敵ナポレオンの奸計が、漆黒の翼に忍び寄る。
著者等紹介
ノヴィク,ナオミ[ノヴィク,ナオミ][Novik,Naomi]
1973年、ニューヨークで、ポーランド移民の子として生まれる。ブラウン大学で英文学を学んだあと、コロンビア大学でコンピュータを学びコンピュータ・ゲームの開発者となる。『テメレア戦記(1)気高き王家の翼』でデビュー、ヒューゴー賞史上初めて新人としてノミネートされ、また『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が映像化権を取得したことでも注目され、人気のベストセラーとなった
那波かおり[ナワカオリ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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