一〇〇年前の世界一周―ある青年が撮った日本と世界

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一〇〇年前の世界一周―ある青年が撮った日本と世界

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  • サイズ B5判/ページ数 238p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784863130852
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0020

内容説明

一九〇五年(明治三八年)、ドイツ人青年が旅に出た。アメリカ、カナダ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカなどを周遊。まだ世界が広かった時代、豊かな地域性を残した社会を旅した貴重な記録。

目次

グランドツアー
大西洋―広がる水平線
新世界―いくつかの冒険
太平洋―宙に浮いた時間
極東―不思議に満ちた世界
インド洋―憂鬱な帰国
その後の世界

著者等紹介

アベグ,ワルデマール[アベグ,ワルデマール][Abegg,Waldemar]
1873年、ドイツ、ベルリンの裕福な家庭に生まれる。大学で法律を学び、卒業後公務員となる。ナチズムに反感を抱いており、第二次世界大戦後、ドイツ国籍を放棄した。1961年没

マルタン,ボリス[マルタン,ボリス][Martin,Boris]
フランス人。大学で法律を専攻。大学で研究をするかたわら、執筆業、人道的活動に従事する。ユマニテール誌(「世界の医療団」発行)の編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

158
世界大戦直前、世界を旅したドイツ人青年の記録。アメリカ、日本、朝鮮、インド等を転々と旅行しながら最新の技術で写真を収めている。相当なお金持ちで西洋中心主義を教育されてきた青年が、この微妙な時代に他国をあまり先入観に囚われず見ていたことに驚く。 当時の日本の風景が、はっとするほど鮮やかで美しい。今の便利な世界に慣れきっているから、生活するのは難しいと思うけど、私も著者のように当時の日本を旅してみたい。2018/11/25

yoshida

143
1905年から約1年をかけて、ドイツ人の若手官僚がアメリカからハワイ、日本、朝鮮、中国、インド等を旅した記録。写真が117点収録。この写真を通して当時の世界の風俗を見れる。1905年と言えば日本は明治時代である。アメリカの主要都市は摩天楼、地下鉄、自動車もある。日本やアジア諸国は自国の文化が色濃く残る。文化に優劣はないと思うが、欧米列強の機械化されたパワーの前には植民地支配が進んでしまった事は避けられなかったと感じた。圧倒的な機械化の前にはアジア・アフリカ諸国は屈せざるを得なかった。貴重な記録だと思う。2018/09/01

seacalf

59
目の前に広がる100年以上前のカラー写真はタイムマシンに乗ったみたいな錯覚を覚えてゾクゾクする。アメリカ、日本、朝鮮、中国、インド。ドイツの青年が1年半かけて世界を一周。当時の服装や建物に目を見張る。眺めていると100年前の世界に吸い込まれて、一緒に闊歩したくなる。とりわけ目を惹くのはもちろん日本だ。たった100年前だというのに何と現代と違うのか。青年ワルデマールの心の変化がうかがえる手記も面白い。この手の写真はあまり見たことがなかったので感動もひとしお。日本に特化した他の写真集も探して読みたくなった。2019/01/31

はやしま

48
カーンコレクションの図録とともに手に取った一冊。同時期の一独青年の世界一周の記録。写真はカーンコレクションに比べると素人らしい記念写真的な印象。旅行を始めた米大陸では少し気弱な感じがする青年ワルデマールが、アジアにわたり日本、そしてインドに到達する辺りではとてもしっかりしてきて世界情勢や欧州のアジアに対する態度への批判的な見方なども示す。一青年の成長の記録とも取れる。帰国後やがて独は第一次世界大戦で敗北し、ワイマール共和国からナチスの台頭へ。ナチスに批判的だったワイマールは役人の職を失う。(コメント欄へ)2019/03/10

oldman獺祭魚翁

48
図書館本 以前読んだ19世紀の英国の写真の書評を読んだ読み友さんからお勧めされた1冊。20世紀初頭、西周りで世界を巡ったドイツ人青年の写真と記録。と言っても本書では米国と日本の記録が殆どです。ベルエポック全開の米東海岸は今まで見てきた多くの写真と変わり無いが、西部から日本の写真辺りから俄然面白くなる。特に彼は日本が気に入った様で、自ら和装でお習字までやってみている。興味深いのは宿の和室にベッドらしきものが有ったり、リアルな花魁道中の写真などプロでは無いからこそ興味深い。2017/02/10

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