出版社内容情報
アルマダの海戦からイラク戦争まで、歴史を変えた戦争を情報戦という視点から捉えて、その舞台裏を明かす一冊。
内容説明
５０通の極秘文書があなたの歴史観を覆す。９・１１同時多発テロを事前警告した「大統領報告日報」、門外不出のＣＩＡ「内輪の恥」文書…他。
目次
第１章 戦争の裏側で何が？
第２章 二重スパイ 裏切り者 反逆者たち
第３章 防諜―スパイ対スパイ
第４章 「嘘」という最大の防御
第５章 スパイも予期しなかった歴史的偶発
第６章 領土を守るために
第７章 「国家」という秘密
著者等紹介
アレン，トーマス・Ｂ．［アレン，トーマスＢ．］
ナショナルジオグラフィック誌で活躍する歴史作家。これまで近現代史を中心に幅広い著作活動を続けてきた。とりわけ、第２次世界大戦での各国の諜報活動に関しての造詣が深く、真珠湾攻撃やノルマンディー上陸作戦などに関する著作も上梓している
佐藤正和［サトウマサカズ］
文教大学情報学部非常勤講師、東京工業大学大学院非常勤講師。英文朝日記者、「朝日ウイークリー」編集長などを歴任
佐藤優［サトウマサル］
作家・起訴休職外務事務官（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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21t
1
世界中の何処の官僚ドモもグロい！2015/01/22
紙魚
1
機密指定をそのままものすごい国家機密のように思っていたので、多少肩すかしをくらった感はある。しかしながら、主に第二次大戦から冷戦中のあらゆる場面でいかにスパイが暗躍していたかを思い知った。情報のあふれる今では何が機密になるのだろう。2010/01/14
とーるっち
0
良書。参考書としての読み方があっている。あらかじめ歴史的背景がある程度頭に入っているとより良いと思います。歴史的背景が馴染まない人には「秘密のファイルーCIAの対日工作」がお薦め。この本は共同通信の特派員だった人が滞米時代に足繁く公文書館に通い機密指定解除文書を元に戦前・戦中・戦後に渡るアメリカ政府の対日政策を紐解いてます。もうアメリカに対して「脅威」が無いと判断したから機密指定解除になっているのでしょうが、「えっ、こんな事も情報公開してるの！？」と感じる内容（あくまで私見ですが）もあって興味深い本です。2013/05/09
メルセ・ひすい
0
日本語版 解説佐藤優⇒作家起訴 外務事務官休職中 2008.10.16 全てのスパイの解説 ソ連 英 米 独 冷戦 2009/02/03
kid_luckystrike
0
それなりに面白かった、が……事件と例の羅列とも取れなくもなく、読み物としての面白みには若干欠ける。アメリカ史の基礎知識が無いと、まったく記憶に残らない。帯の佐藤優を見て即買った為、てっきり佐藤氏の著作だと勘違いしてがっかりしたのは秘密。2009/03/24
