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産経新聞社の本
北方領土は泣いている―国を売る平成の「国賊」を糺す

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863060241
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C0031

出版社内容情報

●将来に禍根を残さないために「四島一括返還」を譲るな
いま、わが国の政治家やマスコミ、そして官僚の中には、プーチンの強権政策の前にひざまずこうとする風潮が現れている。政治家の中には自分の点数稼ぎを考えているものがいるようだ。とりあえず二島だけも・・・、と。
したたかなプーチンに、足元を見られてしまっている情けない現状を、国民はしっかりと把握し、対処していかなければ取り返しのつかない結果になる。すなわち、分割返還は残りの島の領有権を放棄することに他ならないからである。
北方四島は、紛れもないわが国固有の領土である。政治家も、マスコミも、そして国民すべてが一丸となって、声を揃えて、不当に占拠しているロシアに、「四島一括返還」の要求を突きつけて行かなければ、将来に払拭することのできない大きな禍根を残すことになる。不法に占拠しているロシアに対して絶対に妥協してはならない。いま、このことが喫緊の問題である所以だ。

●痛憤対談「上坂冬子×田久保忠衛」も収録、緊急出版!

内容説明

将来に禍根を残さないために「四島一括返還」を譲ってはならない。

目次

第1章 『一人歩きする領土二等分案』
第2章 『この惨状に日本人よ、怒れ』―痛憤対談(上坂冬子×田久保忠衛)
第3章 『故郷忘じがたく…』―「私は四島返還を死ぬまで訴える」元島民・主婦の児玉泰子さんに聞く(聞き手 斎藤勉)
第4章 『北方の熊が日本に牙を剥いた』
第5章 『諦めと不作為の日本外交』
参考資料編 外務省発行『われらの北方領土』二〇〇六年版より抜粋

著者等紹介

斎藤勉[サイトウツトム]
1949年生まれ。東京外大卒。産経新聞入社。テヘラン特派員、モスクワ支局長(二回)、ワシントン支局長、外信部長、編集局次長、正論調査室長などを経て現在、取締役東京編集局長。日本新聞協会賞、ボーン上田記念国際記者賞を受賞

内藤泰朗[ナイトウヤスオ]
1964年生まれ。青山学院大卒。産経新聞入社。カンボジア特派員、モスクワ特派員、米ジョージワシントン大学客員研究員などを経て2003年2月からモスクワ支局長兼論説委員。05年、ロシアの独立団体、メディアソユーズの「ゴールデン・ワード賞」銀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レコバ

2
いわゆる四島一括返還論を主張するもの。原理原則を固持し毅然とした態度という名のサボタージュにより天運を待つというのが利に聡い行動だったことだろうね。2014/06/11

Kentaro

1
経済が低迷していたロシアはあるときはヤルタ会談でイギリス、アメリカ、ソ連の三者で取り決めたクリミアと樺太のソ連帰属を正当化してみたり、日ソ共同宣言で言明した歯舞群島と色丹の二島返還以上の譲歩はあり得ないとした表明を繰り返していた中、10年前はオイルの価格上昇で潤ったロシアは返還する気持ちは一切なく、歯舞にロシア正教会の建物を建て、どんどん返還の道を閉ざしてしまっている。それでも、北方領土も四島の一括返還以外の弱腰外交をしてはならないと主張しています。 とにかく日ソ共同宣言の最低限の返還は進めて欲しい。2017/10/01

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