内容説明
日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく。
目次
さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく―まえがきにかえて
第1章 状況としての民主党政権
第2章 混迷する北東アジア情勢
第3章 メディアの暴走
第4章 メディア症候群
特別収録 メディアの解体(『反日の構造』PHP研究所より)
著者等紹介
西村幸祐[ニシムラコウユウ]
作家・評論家。昭和27年(1952)東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中より第六次「三田文学」編集担当。「ミュージック・マガジン」、音楽ディレクター、コピーライターを経て80年代末からF1、サッカーなどスポーツをテーマに執筆活動へ。2002年日韓W杯を機に、拉致問題、歴史問題、メディア批判の評論を展開。現在、戦略情報研究所客員研究員、「撃論ムック」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たー
5
既存メディア(特に朝日新聞)が終わっているのは重々承知していたつもりだが、ことはそう単純ではなかったようだ。それにしてもどうして日本人の中に日本を貶めるような言動をとる人間が多いのだろうか?2010/12/07
ベニテングタケ
2
2回目は是非精読をしたい。すでにレビューはアマゾンにて行ったので、ここではしないが、ネットで時事問題を一通り分かった気になっている人ほど、購入し、読んでいただきたい。分かったつもりが一番怖い。2010/11/13
キミ兄
1
中国を支那と呼び朝日新聞を敵視する新右翼の偏向本。歴史の検証とメディアの役割論が分別されていない ☆☆2011/01/01
通りすがり
0
主題は時節柄興味深いし、エビデンスも豊富。難点は著者の恨み節が多いところ、それからさらっと読める文体ではないところ。2013/09/23
55くまごろう
0
我々は与えられる情報をそのまま信じるのではなく、全ての情報が「真実か」「特定の意図の下にないか」というフィルターを通して考えなければならない。その際、本書の様な視点を持っていることも重要であり、出来るだけ多くの人に一読を薦めたい。 本書の中で、防衛大学校校長の五百旗頭氏を強烈に批判する部分があるが、これなどはその後同氏が震災後の復興構想会議議長として見せた様々な無責任な発言を思うと、西村氏の指摘の正しさを感じる。 本書を含め多くの考え方に触れ、自ら考えることが必要だろうと思う。2011/08/13