内容説明
彼女たちの声が、破滅に向かう国家を救った。紛争で荒廃する社会、夫からの激しい暴力、飢える子どもたち…泥沼から這い上がり「平和活動家」へと転身を遂げた一人の女性の美しくて力強い物語。
目次
第1部 (世界は私のものだった;「すぐに問題は解決する」;死んでしまうには若過ぎる!;罠にはまる;見知らぬ土地で;一瞬の平和)
第2部 (「君ならできる」;元少年兵の素顔;ジェニーバとの新しい家;女も声をあげよう;新しい平和組織を立ち上げる;「絶対にやめないで!」;歴史を動かした座り込み;「奴らを勝たせておくの?」)
第3部 (戦争は本当に終わったのか;前に進むべきとき;大切な人を失う;新しい女性ネットワークつくる;悪魔よ地獄に帰れ祖国のために働く;物語は終わらない)
著者等紹介
ボウイー,リーマ[ボウイー,リーマ][Gbowee,Leymah]
平和活動家で、女性の権利に関する活動家。2011年ノーベル平和賞受賞者。6人の子供(うち1人は養子)を持つシングルマザー。14年間にもわたる内戦が激化するリベリアにおいて、女性たちによる“平和への大衆行動”を立ちあげ、停戦実現への大きな役割を果たす。その功績を称えられ、ジョン・F・ケネディの「勇気ある人賞」や、パトリシア・グルーバー財団の「女性の権利賞」、アフリカ女性開発ファンドの「重要な女性賞」などを多数受賞。現在はアクラを本拠地としてWIPSEN(女性の平和と安全ネットワーク)のエグゼクティブ・ディレクター、およびAWLN(リプロダクティブ・ヘルスと家族計画に関するアフリカ女性リーダーネットワーク)のメンバーを務め、世界各地における平和活動や女性の支援を行う
ミザーズ,キャロル[ミザーズ,キャロル][Mithers,Carol]
ジャーナリストおよび作家。新聞や雑誌で幅広く原稿を執筆している。夫と娘とともにロサンゼルスに住む
東方雅美[トウホウマサミ]
慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院修士課程修了。雑誌記者として出版社に勤務したのち、経営大学院の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在はフリーランスとして、翻訳、編集、執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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