内容説明
トヨタをはじめ、日本の自動車産業が世界一となったことは、自他ともに認めるところだ。しかしトップランナーとして求められる役割はこれまでとは異なる。日本の自動車産業は、これから何を見据えて、どこへ向かって進むべきか。最新トピックの解説から自動車業界の将来を読み解く。
目次
第1部 トップランナーとしての経営・戦略(日本自動車産業の新たな幕開け;企画品質の時代 ほか)
第2部 イノベーションをもたらす技術・製品開発(インテグラルとモジュラーの共生を考える;時代を創り、ブランドを創る ほか)
第3部 戦略性が求められる調達・生産(部分最適追求の危険性;サプライヤに求められている能力は何か ほか)
第4部 新たな価値を生む流通・マーケティング(二〇一五年の国内自動車市場は縮小しているか;国内市場での下位メーカーの戦い方 ほか)