目次
第1章 世界は声を上げ始めた
第2章 この食品が危ない
第3章 ミツバチが消えた
第4章 ゲノム食品は安全か?
第5章 種は誰のもの?―UPOV条約とモンサント法
第6章 売国法はいかにして成立したか―種子法廃止・農業競争力強化支援法・種苗法改正
第7章 私たちの農と食を殺させない―今こそ「農本主義」と有機農業を
著者等紹介
安田節子[ヤスダセツコ]
食政策センター・ビジョン21代表。NPO法人「日本有機農業研究会」理事。一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト理事。日本のを守る会常任幹事。1990年~2000年日本消費者連盟で、反原発運動、食の安全と食糧農業問題を担当。1996年~2000年市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」事務局長。表示や規制を求める全国運動を展開。2000年11月「食政策センター・ビジョン21」設立。情報誌『いのちの講座』を創刊し発刊中。2009年~2013年埼玉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミライ
27
遺伝子組み換え食品と農薬汚染について日本と海外の状況が解説された一冊。ラウンドアップ、グリホサート、GM作物~ゲノム食品、化学肥料まで、人体によくないとされる物質について幅広く解説される。これを読んだら有機モノ以外食べれなくなる。本書は有機農業を勧めているが、食料輸入 大国の日本が、国産の有機作物の割合を増やすことで「価格がどこまで上がるか」へんがキーワードになると思う。農薬の弊害やゲノム食品などの最新情報を知りたい人にオススメ。2022/08/04
030314
0
ゲノム編集食品「角がでないように遺伝子操作した乳牛に抗生物質耐性ができあがってしまっていた」 ここまでハッキリ書いてくれて分かり易く、勉強になった。種苗法について、当たりは、この方の立場上なのか、紙面の関係なのか、文面から読み取れなかった。いずれにしろ、キチンと食について知ろうとすればさらに勉強が必要。入門の本ですね。2023/05/05
dulce_zakka
0
読むべき。2022/03/21
ジャンルバルクイネー
0
知らないうちに食べている遺伝子組み換え食品、ゲノム食品や農薬まみれの食品。政府、マスコミはその危険性を知っていながら国民には広告しない。いつのまにか法律まで変わっている。すべてはお金のため。 この国はいったいどうなっていくのだろう。2021/01/07
Go Extreme
0
ラウンドアップ・強力な除草剤 グリホサート(主成分) GM・遺伝子組み換え大豆 日本:ジカンパ耐性大豆に合わせ残留投薬基準を大幅緩和 TPP協定:遺伝子組み換えの輸入促進条項 日本:グリホサートの残留基準緩和 ネオニコチノイド系農楽:浸透性・残効性・神経毒性 農薬禁止に踏み切るフランス EU の市民発議 ゲノム編集食品 オフターゲット・オンターゲット問題 UPOV条約とモンサント法 自殺する種子・ターミネーター技術 モンサント法 種子法廃止・農業競争力強化支援法・種苗法改正 今こそ農本主義・有機農業2020/11/28