感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)｀●)
70
★★★✩｢魔本｣こんなもん読んだら最後である。どうしても｢弁当箱｣が読みたくなる。京極堂シリーズなんて何度読み返したか分からん、あんなもんこれ以上読んだら益々理屈っぽくなるに違い無い。と、踏んだ賢い私は｢巷説シリーズ｣を全巻通しで読み返し中。気分はスッカリ｢仕置き人｣積読亭の名は表の顔。積まれた本で、晴らせぬ恨みを晴らしやしょう…ヽ(•̀ω•́ )ゝ積み上げた巷説で四十肩再発中(｀・ω・´)ｷﾘｯ2015/09/07
セウテス
63
京極夏彦氏の作品は、百鬼夜行シリーズの様に妖怪の名前を冠したタイトルであり、如何にも妖怪の仕業かと思われる事が、事件へと繋がっていく特徴がある。妖怪の事や昭和二十年代の雰囲気もあって、一度読んだだけでは理解したと言えない。しかし二度読み三度読みに耐えうる、むしろ新たな発見が在り、より深く親しめる作品であると思う。京極作品の分厚さにチョッとと思っている人も、一度読んで良く解らなかったと思っている人も居るかも知れない。この本はそんな京極作品を正しく楽しく手に取る為には、最高の一冊正に道しるべとなる本だと思う。2015/10/12
yucchi
36
危険！この本危険！ 読んでいると、「あれ？ここって○○だったっけ？」「この人確か××に出てたような...」となり、ウィキ○ディアやら作品人名事典を巡ってしまい、挙句あの弁当箱を再読したくなる。年内に京極再読祭やろうかなー(灬´ิω´ิ灬)2015/08/16
♡kana*
20
京極さんのは、どのシリーズも、それぞれ違う意味で好きです♥ 文庫化されてるのは網羅出来てそうなのを確認出来て一安心。 でも、読み返したくなってきた(;-ω-) 『水に流すというのは、何もかも忘れちゃうという意味じゃない。厭なことを厭なと思わないようにして、前向きに対処して行こうということです。』2015/05/26
藤月はな（灯れ松明の火）
18
まだ、「豆腐小僧 おやすみ」と「オジいサン」を読んでいないのでそこだけは読んでません^_^;京極氏の作品を読んでいてもすっかり、忘れていた登場人物や名台詞、舞台背景の知識、興味深い製作裏話、断絶された作品、マルチな才能を発揮する京極氏などが紹介されており、京極ファンにはたまらない愛に溢れたファンブックでした。京極氏の自宅は整理整頓された水木コレクションや膨大な書物などに思わず、「ここに住みたい！！」と思ってしまいました（笑）片っ端から京極作品（本、映像、舞台）を観てみたい、読んでみたい！！2011/07/30
