おいしい野菜の見分け方

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862381255
  • NDC分類 626
  • Cコード C0077

出版社内容情報

健康な育ち方が、野菜の「かたち」を決めるのです。
どんなふうに育ったか──。そこを見れば、おいしい野菜がわかる!
日本を代表する料理人と農業の達人が、一目でわかるポイントを伝授!
○と×でわかりやすく解説する究極の野菜読本。
■野菜・果物49点収録
■A5判並製オールカラー

内容説明

日本を代表する料理人・徳岡邦夫と、環境保全型農業の第一人者・西村和雄が、舌の経験と農学を使って、キャベツ、いんげん、トマト、ほうれん草、じゃがいも、大根…すべての野菜の見分け方のヒケツを明かします。

目次

いんげん
枝豆
おおば
おくら
かぼちゃ
かぶら
キャベツ
きゅうり
ぎんなん
ごぼう〔ほか〕

著者等紹介

徳岡邦夫[トクオカクニオ]
京都吉兆嵐山本店総料理長。1960年生まれ。「吉兆」の創業者・湯木貞一氏の孫にあたる。十五歳のときに京都吉兆嵐山本店で修業を始める。1995年から、京都嵐山吉兆の料理長として現場を指揮。2005年1月、日本料理界から初めて、世界のトップシェフが集まる「第三回インターナショナル・サミット・オブ・ガストロノミー」に参加。イタリアのスローフード協会にも数回にわたって招かれている。現在、食育にも一役買うべく、積極的に活躍中

西村和雄[ニシムラカズオ]
1945年京都市生まれ。京都大学農学部修士課程修了。三十年以上にわたって、有機農業の研究と指導を続け、海外でも農業指導を行っている。京都大学農学部助手、京都大学フィールド科学教育研究センター講師などを経て、2008年から京都府南丹市で、有機農業の塾を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

107
これは素晴らしい本でした。吉兆の料理長と農学部の先生が「おいしい野菜の見分け方」について対談。1品目を見開きで紹介して、微妙な違いを写真で上手に撮っている。こんな微妙な違いの野菜がよくあったものだ。見て楽しい。読んで楽しい。おすすめです。2018/10/04

seacalf

37
良いもの悪いものと二通りの写真が載っているが、これは案外わかりにくい。それよりも緑が濃いのは窒素過多で美味しくないとか、健康な野菜は抵抗力があるから虫があまりつかないとか意外な事実の説明は面白い。なすはヘタと実の間がしろいもの、ねぎは根の上がぷっくりと膨らんでいるもの、白菜は葉が内に巻き込んでいて、どんぐり型のもの、すいかは黒い筋がしっかりしているもの、キャベツやレタスはきれいな「五角形」のもの等、各野菜毎のワンポイントが参考になる。いっぱしの目利きになった気分で、いそいそと野菜コーナーに行きたくなる。2018/10/27

ちゃんいー

8
表紙の玉ねぎはどこが違うかというと先っちょが細い方がおいしいのだそうです。すくすく育った健康的な野菜はどういう形か、博士と料理長が教えてくれて勉強になりました。デザインも素敵。2009/12/08

Mayu

7
いつもなんとなくおいしそう、という感じでしか選べていなかったので、興味深々。野菜の種類別に全然みるところが違うと、覚えるのが大変だと思いますが、ある程度基本となる考え方が最初にまとめられていて、とても参考になりました。緑が濃すぎるものは肥料のやりすぎだからだめ、とか今まで逆に考えていたこともあり、びっくり。単に有機農法か、化学農法かだけで優劣が決まるのではなく、ゆっくり丁寧に育てられた野菜がおいしい、というのが納得できました。最後は、農業の在り方について、著者のお二人が対談されていて、考えさせられました。2017/05/06

ochatomo

4
土が健康でゆっくり着実に育つこと 葉の色は緑薄めがよい等の原則と作物別写真つき解説 対談では硝酸態窒素が体へどのように影響するかや雷が多い年は豊作という話を交え、未来を見据える 2009刊2018/11/05

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