内容説明
「銀座・伊東屋」社長、セレクトショップのオーナー、イラストレーター、建築家、ライター、デザイナー、Webディレクター、漫画家、保育士、看護師、大学生、中学生、小学生、会社員、システムエンジニア、レポーター、アニメーション美術監督、漆芸家、舞台女優、陰陽師、内科医、神主…ほか、計59人の筆箱を見せてもらいました。
目次
「銀座・伊東屋」社長・伊藤明さんの筆箱
イラストレーター・木下綾乃さんの筆箱
「36 Sublo」オーナー・村上幸さんの筆箱
建築家・佐久間徹さんの筆箱
ライター・納富廉邦さんの筆箱
Webディレクター・大舘明香さんの筆箱
同人コミック作家兼会社員・藤村阿智さんの筆箱
制御系SE・栗澤美和子さんの筆箱
CDジャケットデザイナー・兵道奈保さんの筆箱
エディトリアルデザイナー・橋本崇之さんの筆箱〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
56
筆箱の中身って興味津々!ざっと見渡してみて自分の筆箱も人とは変わっているのでなかなか近い人がいなかったが、比較的近いのは(ルーペやピンセット等があるという所)質屋・岸森田さんの筆箱。2018/09/07
コジ
36
冒頭に書かれた通り「筆箱の本」。様々な職業や人々の筆箱を写真付きで解説。さぞやおしゃれな筆箱や筆記用具のオンパレードかと思いきや、以外やに普通の布製筆箱や、自作の木箱だったり機能性重視の人がほとんど。マニアックな文具を持ち歩きたがるのは男性。昔の武将が鎧兜を飾りつけたのに似ている気がする。ちなみに私は鞄の中にシャーペン1本、ノート一冊のみ。2016/06/12
ちはや@灯れ松明の火
35
本屋の次に文具店が好き。憧れのウォーターマンの万年筆をウィンドウ越しに凝視する姿は不審者オーラ全開。多機能ペンの有能さに唸り多色なカラーペンに心躍り小学生御用達定番商品に郷愁を感じる。これらは使い込まれていくたび年季と思い入れとが加わって手放せない相棒となっていくのだ。そんなこだわりの品々を詰め込んだ筆箱という存在はもう単なる持ち物ではなくひとつの王国、もしくは小宇宙であろう。筆箱、奥が深いぜ。ちなみに自分の筆箱ん中は宇宙創世期の如き混沌カオス状態だったりする。うわ、見せられねー。2009/12/27
nyanco
31
本も好きですが、ステーショナリーも大好き!人の本棚も気になりますが、どんな筆箱を使っているかも気になる~!機能性を追求されたもの、観るのも美しいもの、使い込まれた感のある愛着の逸品…。職業や年齢、それに人柄が表れていて、持ち主が筆箱の先に見えてくる感じが素敵でした。個人的にはリシンクのペンスリーブの機能美に魅了されました。私も使っているコクヨ・ネオクリッツが載っていたのは、ちょっと誇らしく感じたり…。素敵なステーショナリー探しに出かけたくなりました。2009/11/18
りえこ
28
人の筆箱と中身、面白いです。今、筆箱を探しているので、良いのあるかなと思い、読みました。2015/03/15