出版社内容情報
谷川俊太郎さんの(書き下ろしが24篇含まれた)詩と荒木経惟さんの「センチメンタルな旅・冬の旅」の頃に撮影した空のモノクロ&カラー写真とのコラボ。
見上げなくても空はあなたの指先から始まっている
あなたの想像力さえ超えて 限りなく
──谷川俊太郎
陽子が逝って空ばかり写していた。
静かな夕焼けを写しながら陽子を想った
──あとがきより 荒木経惟
空を見上げることが少なくなった現代人に、二人の天才が贈る──圧倒的な言葉の力、写真の力、心を揺さぶる感動の写真詩集。
内容説明
2人の天才の「空」。心が静かに研ぎ澄まされる感動の写真詩集。「空の青さを」など名作の詩の数々と本書のための書き下ろし24篇。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳で処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以降現在まで数多くの詩集、絵本、童話、戯曲、エッセイ、翻訳書があり、脚本、作詞、ビデオなども手がける。近年は、朗読コンサートなど言葉と音楽による舞台でも活躍。1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1983年詩集『日々の地図』で読売文学賞、1985年詩集『よしなうた』で現代詩花椿賞、2006年詩集『シャガールと木の葉』ほかで毎日芸術賞を受賞。様々な言語で多くの詩集が翻訳され、海外でも高い評価とたくさんの読者をもつ
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年東京三ノ輪生まれ。写真家。1963年より電通に9年間勤務。『さっちん』で第1回太陽賞受賞。1971年、妻との新婚旅行を写した私家版『センチメンタルな旅』で写真家デビュー。海外での展覧会も多く高い評価と人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりくに
Mishima
雨巫女。@新潮部
kuma suke
保山ひャン