内容説明
ギャラクシー賞受賞のトークマスターにしてヒップホップ界随一の映画狂・宇多丸による、現在もっとも信頼に足る映画評論集。
目次
「カンフーくん」
「ぼくたちと駐在さんの７００日戦争」
「ノーカントリー」
「靖国ＹＡＳＵＫＵＮＩ」
「クローバーフィールド／ＨＡＫＡＩＳＨＡ」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
「少林少女」
「ミスト」
「隠し砦の三悪人ＴＨＥ ＬＡＳＴ ＰＲＩＮＣＥＳＳ」
「幻影師アイゼンハイム」〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
25
TBSラジオ・ライムスター宇多丸ウィークエンドシャッフルの名物コーナーだった「シネマハスラー」の、2008年～09年のまでの書き起こしを中心とした、映画レビューコラム集。印象度B ちょうどこのころの映画は「ポニョ」「愛のむきだし」「ダーク・ナイト」「サイタマノラッパー」など。と、いかにも名作ぞろいだが、駄作映画もちゃんと観てて、この倍は駄作をレビューしてる。さいころで決めるとはいえ、駄作率高くないか？ 宇多丸は今も「アトロク」で映画レビューしてるはずなので（番組聴いてないけど）、そちらも本にしてほしい2023/11/14
林 一歩
18
フェアなスタンスの評論集。映画好きに悪い人はいない。2014/02/28
yumiusa
15
【購入】[再]ラジオを聴いていたため、発売された時に購入した。今回本の整理をしていて、ついつい久しぶりに（結局最後まで）読んでしまった。初期の頃の雰囲気が蘇ってくるようで懐かしかった。でもやっぱり、宇多丸さんの語り口調での映画紹介（批評）が好きなので、これからもラジオは欠かさず聴くだろう。それにしても、とんでもない情報量。この頃ラジオを聴きながら「この人いつ眠ってるんだろう？」と純粋に疑問をもったことも思い出した。2015/09/30
garth
15
たいへんスタンダードで明快な映画評論。この論理性はみならいたいと思います。というかもう宇多丸さんがいるんだから、オレもう『BANDAGE』とか見なくてもいいよね！2010/03/03
貴人
11
宇多丸さんの苦闘に満ちた記録。本当にこの頃のシネマハスラーは酷いもん見てたんやなぁと面白がりながらも、気の毒に感じる。最近抽選引き直し要素が加わって、そんなにとんでもなの引かなくなり物足りなさを感じられている方もいるかもだが、宇多丸さん精神的健康を心配してあげようではないか。続巻が読みたいし、前言に逆らうようだがたまには（年に数回くらい）ヤバイの批評して欲しい。2014/10/04
