出版社内容情報
1年近く清掃現場で収集を体験した研究者が、仕事の奥深さ、日があたらない場所で真摯に働く職員の姿、地方自治のあり方を論じる若手研究者が新宿区内で9カ月間にわたって、ごみの収集を中心に清掃指導や環境学習などを体験。
それに基づいて、過酷な清掃という仕事の奥深さ、日があたらない場所で真摯に働く職員の姿、歌舞伎町や新宿二丁目のごみ事情、民間委託の問題点、そして本来の地方自治のあり方について論じる。
第1章 初めてのごみ収集
1 梅雨空のもとでの収集作業
2 新宿区の清掃行政
第2章 研究者が体験した収集現場
1 過酷な炎天下)
2 新たな発見と年始の惨状
3 軽小型車の機動的収集
4 不燃ごみと破袋選別
5 ごみから見える新宿二丁目
6 さまざまな現場と向き合う
第3章 多様な仕事
1 収集を支える
2 歌舞伎町での奮闘
3 女性の活躍と運転手
4 ふれあい指導
5 環境学習
6 巡回で見えてくること
7 檜舞台の裏で
第4章 委託の現場
1 委託の仕組み
2 雇上・車付雇上の声
3 委託化の問題点
第5章 清掃行政の展望
1 自治体の行政改革
2 清掃職員が創造している価値
3 これからの清掃事業
藤井 誠一郎[フジイ セイイチロウ]
著・文・その他
内容説明
若手研究者が新宿区内で9カ月にわたってごみ収集を体験。清掃という仕事の奥深さ、日があたらない場所で真摯に働く職員の姿、歌舞伎町や新宿二丁目のごみ事情、民間委託の問題点、そして本来の地方自治のあり方について論じる。
目次
プロローグ 現場主義を貫く
第1章 初めてのごみ収集
第2章 研究者が体験した収集現場
第3章 多様な仕事
第4章 委託の現場
第5章 清掃行政の展望
著者等紹介
藤井誠一郎[フジイセイイチロウ]
1970年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。行政管理研究センター客員研究員、同志社大学総合政策科学研究科嘱託講師、大東文化大学法学部政治学科専任講師、立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師などを歴任。大東文化大学法学部政治学科准教授。専門は地方自治、行政学、行政苦情救済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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