内容説明
硬直化し混迷する現在に、思考停止しない、考える「個」であるために。森達也と31人の、刺激に満ちた25の対話。
目次
公正・中立って、何だ?―綿井健陽×森達也
「NHK番組改変」の気になる“中身”―田原総一朗×森達也
われわれは、いまだに「オウム事件」の渦中にいる―大澤真幸×長谷正人×森達也
「麻原断罪」で終わらせるのか―宮崎学×安田好弘×森達也
隣の「カルト」とどうつきあうか―島田裕巳×森達也×田丸美寿々(司会)
メディアにみる現代―北田暁大×森達也
テレビ的なものと非テレビ的なもの―土屋敏男(日本テレビプロデューサー)×森達也
この時代に、テレビでも見られない映像ってなんだろう―水道橋博士(浅草キッド)×森達也
憲法を撮る。―是枝裕和×森達也
ドキュメンタリーの地平―原一男×森達也×矢崎泰久(司会)
タブーへの挑戦―宮沢章夫×森達也
世界はもっと豊かだし、人はもっと優しいはずなのに―伊藤公雄×森達也
温度差があった「WE」を主語にしたフォークの熱―小室等×森達也
知識や理屈以前に、その場で出会ってしまった人間に興味を持たざるを得ない―中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)×森達也
支配されたがる人々―斎藤貴男×森達也
貧困なるわが想像力を嗤う―森達也×松本智量(聞き手)
時代を撃つ―森達也×岡田幹治(聞き手)
死刑文化からの抜け道を求めて―鵜飼哲×森達也
それでも「死刑」に反対する―菊田幸一×森達也
何が反復されてきたのか―姜尚中×森達也
今も終わらない“二〇世紀”―竹熊健太郎×森達也
フィクションとしての二大政党制―朴慶南×深津真澄×森達也
メディアとしてのテレビジョンを問い直す―野中章弘×吉見俊哉×森達也
メディアはオウム報道の教訓を生かせたのか タマちゃん、パナウェーブ、イラク戦争…―森達也×重松清(聞き手・構成)
あなたは「他者を想像する力」を本当に持っていますか―鴻上尚史×森達也
著者等紹介
森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県生まれ。映画監督、ドキュメンタリー作家。はじめ、テレビ・ディレクターとして『職業欄はエスパー』、『放送禁止歌』など数々の報道番組・ドキュメンタリーを企画・制作。ドキュメンタリー映画に『A』、『A2』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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