Ｉｎｔｅｇｒａｌ 青梅の幽香―妖異暗躍譚〈３〉Ｒｅｐｌａｙ：天下繚乱ＲＰＧ

小太刀 右京【原作】/三輪 清宗【著】

ジャイブ（2010/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784861768026
• NDC分類 798
• Cコード C0176

内容説明

熱田神社に祭られていた霊剣・草薙剣が、妖異の手に落ちた。日本そのものを揺るがす力を持つ霊剣が妖異の手に渡れば、天変地異は避けられない。鳥居耀蔵から命じられ、仕置人の茜は草薙剣を追って京都へと向かうが、そこで目にしたのは、失ったはずの天守を備えた二条城の姿だった。存在しないはずの城で、行なわれるはずのない御前試合が開かれる。しかも、その主催者は、夢蔵金銀の娘、細川ガラシャというではないか。彼女の目的とは何か？金銀の胸の内は？百花繚乱綾錦、いざ開幕。

著者等紹介

小太刀右京［コダチウキョウ］
『異界戦記カオスフレア』でゲームデザイナーとしてデビュー。リプレイや小説の執筆も手がけている

三輪清宗［ミワキヨムネ］
『異界戦記カオスフレア』でゲームデザイナーとしてデビュー。リプレイや小説の執筆も手がけるほか、オカルト／ＳＦ考証家としても活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃか]

死んだはずの弟、あるいは娘との出会い。それはPCの心を揺らし、迷わせる。良いお話でした。2巻から大分間が開いたんですが、前より読みやすく感じた。ハンドアウトとかが載っていたからかなぁ。しかしシナリオ的にピンチになっている金銀さんと片倉はおいておいて、勝手にピンチになっているホームズはどうしたことか。いや、そこも面白いんですけどね。負けロールというか、自分を窮地に追いやってみたいロールもわかりますけど、ここまでやるかと。

2013/08/20

[はつかねずみ]

ほぼ完結していた２巻から続くリプレイ。　キャンペーンを一つ通してるだけにキャラ間のやり取りが安定していて読みやすい。　各キャラ因縁入り混じる展開に胸が熱くなる一方で、GMから何か言われてるわけでもないし、シナリオ上で何かされてるわけでもないのに勝手にピンチに陥ってるホームズが楽しくて仕方ない。　というか、このホームズはもう自分が推理される側であるべきじゃなかろうか、とすら。

2012/10/29

[Ellery]

井上さんのRPが熱かった。金銀様はいいキャラクターだなー。

2011/12/13

[m.murasaki]

東雲さんいい人だなあ、思いっきり使い倒されていたけど。（笑）今回は娘やら弟やら縁の深い敵がぞろぞろですね、みんなRPに熱が入ってます。ホームズも演出がごりごり入って最終的にどうなっちゃうんだろうという感じでどうもっていくのだろうかと楽しみです。

2011/02/05

[akiu]

前作で完結かと思いきや続編が出てました。茜と小十郎の若々しいやりとりも悪くないですが、ホームズの驚きの設定や、金銀のキャラとしての深みが思い切り際立っていた巻でした。毎度のことながら、歴史ごちゃ混ぜの世界観が楽しいです。ぶっ飛んではいるけど、シナリオはきれいにまとまってもいる。それにしても、出るキャラみんな、この時代の人じゃないじゃありませんか。時空破断しすぎ。

2011/01/18