内容説明
恋愛にうんざりしている三十代OL、オーディションのために上京した少女、バンドの追っかけをしているフリーターetc.青春の切なさや恋するひたむきな気持ちがぎゅっとつまった九編に、文庫オリジナル短編「書店より愛をこめて」を収録。「ケータイ小説」の軽やかさと、繊細にして鋭敏な「青春文学」の切れ味を併せ持つ珠玉の連作短編集。
著者等紹介
前川麻子[マエカワアサコ]
1967年東京都生まれ。舞台・映画女優を経て『鞄屋の娘』で、第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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